IBM® StorageIBM FlashSystem 概要

サイバー・レジリエンスをさらに強化
ランサムウェア脅威検知機能を備えた新しいIBM FlashSystem

第4世代FlashCoreモジュール(FCM4)は、サイバー攻撃の発生時に回復力のあるデータ・ストレージを提供します。FCM4がもたらす新しいテクノロジーは、機械学習モデルを使用して、すべてのI/Oから収集された統計情報を継続的に監視し、ランサムウェアなどの異常を1分以内に検知するように設計されています。以下のようなメリットがあります。

FlashSystem モデル機能比較

FlashSystem 5015

FlashSystem 5045

FlashSystem 5300

FlashSystem 7300

FlashSystem 9500

FlashSystem 9500R

VMware & Red Hat OpenShift コンテナ対応
3サイト・レプリケーション
ローカル & リモート レプリケーション (スナップ・ショット, DR, copy/migrate to cloud)
Easy Tier(AIによる自動階層化)
Transparent Data Migration
Data Reduction Pools(DRP: データ圧縮・重複データ排除・シンプロビジョニング)
Scale-out クラスタ構成
HyperSwap High Availability
暗号化
セーフガード・コピー(データ・レジリエンス対応)下位モデルからセーフガード・コピーに対応
NVMe対応(FCM, SSD, FC-NVMeホスト接続)
FCMハードウェア・データ圧縮、暗号化
下位モデルからセーフ ガード・コピーに対応
ランサムウェアの脅威の検知・FCM4および キャッシュ256GB以上
ストレージ・クラス・メモリ対応(SCMドライブ)
ストレージの外部仮想化

サイバー攻撃から大切なデータを守り抜く

第4世代 FlashCore モジュールの登場:1分未満でランサムウェア攻撃を検知 (4:12)

サイバー・レジリエンスをIBM Storage FlashSystemで実現 ~サイバー攻撃から大切なデータを守り抜く~ (2:58)

2分で分かる!ランサムウェア攻撃対応を実現するIBM Storage FlashSystem

FlashCore モジュール 4 (FCM4)

FCM4のリアルタイム脅威検知:FCM4がブロックレベルでのデータ操作をリアルタイムで監視し、ランサムウェア攻撃などの脅威を数十秒以内に特定。

FCM4搭載のFlashSystemによるランサムウェア検知

ランサムウェアによるデータ破壊の脅威の早期検知

FCM4へのすべての IOデータをモニタ
FCM4で収集したデータを基に AI により秒単位で検知
  • IBM Storage Virtualize 上の推論エンジンで検知
  • IBM リサーチにより開発された機械学習モデルを採用
  • Virtualize の更新により機械学習モデルも適時更新
IBM Storage Insights Pro と連携したデータ・レジリエンス
  • IBM Storage Expert Care Premium にて Storage Insights Pro 利用可能
稼働環境
  • IBM Storage Virtualize V8.6.3.x以上
  • FlashSystem キャッシュ 128GB/キャニスター (256GB/システム) 以上
  • FCM ファームウェア 4.1以上
  • DRAID6 および Standard Pool

IBM Storage Insights

IBM Storage Insights は、ストレージ環境全体にわたって比類のないレベルの可視性を提供し、複雑なストレージインフラストラクチャーを管理し、コスト削減に関する意思決定を支援します。これは、実績のあるIBM データ管理リーダーシップと、IBM Researchの独自のアナリティクス、分析を組み合わせたものです。クラウドベースのサービスとして、ストレージを最適化しながら、迅速にデプロイし、ストレージの管理時間を節約できます。また、サポートプロセスの側面を自動化して、問題をより迅速に解決するのにも役立ちます。2 つのエディションでは、ニーズに最適な機能を選択できます。※ランサムウェア対策にはProの加入が必要です。

サポート・サービス

IBM Expert Care

ビジネス・ニーズに合った適切なサポート・レベルと期間を選択

IBM Expert Care は、製品の購入時にサービスとサポートを付加する新しい方法を提供します。
ビジネス・ニーズに合わせ、Basic / Advanced / Premium の3つのサービスレベルから適切なサポート・レベルと期間の選択が可能です。

IBM Expert Care統合バンドル

IBM Strage Expert Careサービス・レベル
ベーシック アドバンスド プレミアム
契約期間 1年〜5年 1年〜5年 1年〜5年
ハードウェア保守 受付時間 24時間365日 24時間365日 24時間365日
ハードウェア保守 現場対応時間 翌営業日
平日9-18時
当日
24時間365日
当日
24時間365日
ストレージQAサポートライン
不具合予兆の通知
IBM Storage Insights Pro使用権
重要度1,2の問題に30分でご連絡
IBMによる年2回までの遠隔コード更新
テクニカル・アカウント・マネージャー (TAM)

その他サービス

  • GTMS(Global Total Microcode Support)
    IBM Storage製品およびIBM PowerSystems製品の分析データ提供やマイクロコード適用を行い、システムの安定性とセキュリティを向上させます。定期的なマイクロコード更新や異常検知を通じて、ダウンタイムとリスクを最小化します。
  • メディア・リテンション
    IBM Storageの保守サービスの一環で、故障したハードディスクやSSDを交換する際に、取り外したデバイスを顧客に返却する機能です。これにより、データの漏洩リスクを低減し、セキュリティと規制遵守を強化します。
  • Machine setup support
    IBM Storage製品の初期設定とインストールを支援するサービスです。ハードウェアの設置、ソフトウェアのインストール、ネットワーク設定などを行い、システムの迅速な稼働をサポートします。これにより、導入プロセスがスムーズに進み、運用開始までの時間を短縮します。

IBM Storage Assurance

ストレージ所有体験を変革

IBMの Storage Assurance モデルは、定期的なハードウェアとソフトウェアのアップグレードに加え、プレミアム・レベルの 専門家によるサポートを提供するサブスクリプションにより、ストレージ基盤を常に最新の状態に保ち、ダウンタイムや停止を伴う移行、定期的な購入に対応する ITのライフサイクル管理に対する最新のアプローチを提供します。この新しいプログラムは、調達の障害や従来のストレージ・ライフサイクル管理の課題を最小限に抑えるように設計されています。

対応ハード

  • IBM FlashSystem 5300
  • IBM FlashSystem 7300
  • IBM FlashSystem 9500
  • IT予算の確実性を実現
    予算の予測可能性を確保して、財務の最適化を図ります。初日から自信を持ってストレージのニーズを計画できます。4年または8年の契約で、年払い、四半期払い、または月払いで均一かつ公正な料金をご利用いただけます。
  • 継続的なイノベーション
    購入時や利用または保証が可能になった時点で、進歩を遂げた最新版のIBM FlashSystemソフトウェアと監視機能をお使いいただけます。
  • 業務効率の向上
    長い調達プロセス、ベンダーとの交渉サイクル、ストレージのライフサイクル管理の責任を軽減し、管理スタッフがより価値の高いタスクに集中できるようにします。
  • アジリティの向上
    契約したハードウェア保証に基づいて、システム全体のハードウェアをアップグレードします。現行システムのアップグレードや下取りは、サイクル外のいつでも可能です。AIを用いたシステム間の移行を行います。
  • エネルギー効率の向上
    エネルギー消費量を削減します。IBMでは、容量あたりの消費電力(W/TB)を超えることはありません。一部の構成では、最大電力は1.76W/TBと低く、環境に配慮した取り組みをサポートします。
  • 初日からの過剰購入を避ける
    過剰なプロビジョニングや容量不足に陥ることはもうありません。監視機能が搭載されているため、容量の使用状況をより正確に予測して、よりコスト効率の高い運用を実現できます。現行のシステムにドライブを1台ずついつでも追加できます。
詳細情報

無償セキュリティー・リスク診断

診断結果をすぐに表示、無償Web診断

「ランサムウェア被害で身代金請求」そんな事態を防ぐために、オンラインですぐに結果がわかる無償セキュリティー・リスクWEB診断をお試しください。
合計22個の設問にご回答いただくだけで、サイバー攻撃に対するお客様の企業や組織の包括的な対応レベルの目安を、診断結果として無料で提示いたします。

無償セキュリティー・リスクWEB診断

より詳細なリスク診断はこちらから

診断サービスに精通したIBMの専門家がお客様へ70項目程度のヒアリング事項をもとに質問を行い、その結果から評価レポートと推奨対策を提示する、より詳細なリスク診断は下記からお申し込みください。
※約2時間のヒアリングをもとに後日個別レポートを提供します

日本情報通信に相談(IBMの無償リスク診断)

日本情報通信が提供するランサムウェア対策

  • ランサムウェア対策に最適解を。

    どのようなセキュリティのリスクがあるかは、お客様の環境によって異なります。そのためにはまず、NI+Cではランサムウェア攻撃の最新事情に合わせたリスク評価を行いどのような問題点が存在するのか浮き彫りにいたします。そして、それぞれの環境の問題点を羅綱的に把握し、優先順位の高い課題から対策していくため無駄がありません。NI+Cは、多数の製品を取り扱っているためお客様の問題沿った対策のご提案させていただきます。

    無料相談はこちら

お問い合わせ

摩擦のないハイブリッドクラウドが、ビジネスにどのようなメリットをもたらすかを紹介します。

お問い合わせ