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2010.03.25 [プレスリリース]日本情報通信とネットワールドが 仮想化情報基盤ビジネスの協業を開始
~IBM社サーバー製品群※1とJuniper社※2、 BLADE社※3のネットワーク機器、及びVMware※4仮想化製品群を機軸に高機能仮想化システムとして販売~

日本情報通信株式会社
株式会社ネットワールド

日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:野村雅行、以下 NI+C)と株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森田 晶一、以下 ネットワールド)は、本日、仮想ネットワーク市場活性化に向けて共同で取り組むことに合意しました。

両社の協業により、これまで個別ハードウェアやソフトウェア、そのアプライアンスとして提供されていたネットワーク機器やネットワーク環境用製品を汎用性の高いサーバー(日本IBMのBladeCenter、System xサーバーなど)に組み込んでネットワークを仮想統合し、高機能仮想化システムとしての提供を実現します。2010年度の販売目標は、NI+Cとネットワールド合わせて20億円を見込んでいます。

サーバー環境の仮想化市場は、今後数年にかけて年間平均成長率上昇を予測されているものの、ネットワーク仮想化市場においては、顧客選択自由度を確保したネットワーク仮想化ソリューションは提供されていませんでした。このようなサーバー仮想環境に対応するため、ネットワーク環境面においても、従来のような個別ハードウェアによるアプライアンス機器としての機能提供から、汎用サーバーを活用した仮想化アプライアンスの形態にお客様の関心も変化しています。

NI+Cとネットワールドは昨今の市場環境に対応するため、それぞれの事業領域で培ったノウハウを集積し、ネットワーク市場とサーバー市場の境界点であるネットワーク仮想化分野の開拓を行います。技術、エンジニア、歴史的背景が異なる2つの市場に対して、仮想化の新しい付加価値提案を実現することで、ネットワークキャリア、データセンター、エンタープライズユーザー等の大手需要家のコスト削減、効率向上に寄与します。

共同で取り組む両社の役割分担については以下のとおりです。

  1. 仮想ネットワーク環境用機器として、IBM社サーバー及びストレージ類、Juniper社製 ネットワーク機器等の共通基盤ハードウェア、ミドルウェア及びセキュリティソフトの提供(NI+C)
  2. 仮想ネットワーク環境用機器として、Blade Network Technologies [BLADE]社10Gbit L2/3スイッチの提供(ネットワールド)
  3. 仮想ネットワーク環境用ソフトとして、ヴイエムウェア社 仮想サーバーハイパーバイザーの提供(ネットワールド)
  4. 仮想ネットワーク環境用ソフトとして、マイクロソフト社 仮想サーバーハイパーバイザーの提供(ネットワールド)
  5. 仮想ネットワークアプライアンスのファイアウォールとして、チェック・ポイント社※5 仮想ファイアウォールシステムの提供(NI+C)
  6. 仮想ネットワーク・コンサルティングサービス、仮想ネットワーク構築サービス、運用サービス等の提供(NI+C)
  7. 仮想ネットワーク市場啓蒙のためのセミナー、セールスプロモーション、付加価値拡大活動、検証試験及び問題解決への取り組み(NI+C、ネットワールド)

協業の第一弾として、4月26日(月)に東京ステーションコンファレンスにおいて、「ネットワーク仮想化統合セミナー」を共同開催し、仮想統合するネットワークのメリットに関してメーカー各社様に解説していただく予定です。
また、本年5月を目途にシステム化した検証環境下にてお客様ハンズオントレーニングを実施し、仮想統合したネットワーク環境と仮想サーバーの連携の効果を体感いただく予定です。

今後、両社はこの協業施策展開を通じ、インターネットシステム基盤の仮想化を図り、お客様データセンター内の電力、空調、スペースはもちろん、保守運用に関するコスト削減と付加価値の増進に貢献してまいります。


※1 【IBM BladeCenter、System xサーバーについて】

IBMのIAサーバーとして、広くお客様環境で利用されている製品です。サーバーとして多数使用されている、信頼性の高い日本IBMのサーバー機器をネットワーク機器化したことにより、特殊装置を使用せずハードウェア保守のシンプル化にも寄与します。ネットワーク機器の仮想統合を実現することで、お客様のITコストを削減と省電力化をご支援します。

※2 【Juniper社について】
ジュニパーネットワークス(Juniper)は、ハイパフォーマンス・ネットワーキングのリーダーです。サービスおよびアプリケーションの一元化されたネットワークにおける展開を加速するのに不可欠な、即応性と信頼性の高い環境を構築するハイパフォーマンスなネットワーク・インフラストラクチャを提供するジュニパーネットワークスは、お客様のビジネス・パフォーマンスの向上に貢献します。ジュニパーネットワークスに関する詳細な情報は、以下のURLでご覧いただけます。
http://www.juniper.net/jp/

※3 【BLADE社ネットワーク機器について】
ブレード・ネットワーク(BLADE)社のRackSwitchシリーズは4つのL、Lossless (ロスレス)、Low Latency (低遅延)、Low Power(低消費電力)、Low Cost(低価格)を特長とするL2/L3高性能イーサネット・スイッチです。シリーズ中の製品は、360ナノ秒のポート間遅延、10Gビット・ポート当り約5Wの消費電力、24ポート構成で480Gビットのノン・ブロッキング・スイッチ性能といった卓越したスペックを持つと共に、ネットワーク仮想化機能、次世代イーサネット規格(DCB)をサポートします。

※4 【ヴイエムウェア社 サーバー仮想化ソリューションについて】
サーバー仮想化ソリューションは、1台の物理サーバー上で複数のOS及びアプリケーションを同時に稼働させる技術で、企業内に存在する複数のサーバーやデスクトップを統合することにより、ITリソースの利用率や可用性を向上し、設備投資と運用コストを大幅に削減することを実現します。

※5 【チェック・ポイント社仮想ファイアウォールについて】
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ・リミテッド(チェック・ポイント)社の仮想化ファイアウォール製品「VPN-1 Power VSX」、を日本IBMのサーバー製品群(IBM BladeCenter及びIBM System x システム)に搭載し、10ギガビットインターフェースを持つ高機能仮想化ネットワーク装置として販売中です。
この業界最先端の通信機器ソフトウェアを組み込んだネットワーク仮想化ソリューションによって、お客様は数十台から数百台のサーバー接続用ネットワーク機器を柔軟かつ、効率的に運用できるほか、電源、空調、スペースの省力化問題解決にも対応可能となります。

【株式会社ネットワールド】 URL:http://www.networld.co.jp/
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャのソリューション・ディストリビュータとして、クラウドコンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャのあるべき姿をリードしています。

【日本情報通信株式会社】 URL:http://www.niandc.co.jp
日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社(NTT)と日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)の合弁会社として設立されました。自動車業界とその関連業界をつなぐネットワークシステム「JNX」の構築・運用をはじめ、通信、運輸、金融業界などで数多くのSIサービスの実績があり、CRM/BI、ネットワーク/業界ポータル、プラットフォームソリューションそしてITIL準拠のシステム運用など、ネットワークとミドルウェアの技術を組み合わせた価値あるソリューションを提供しています。2010年より、クラウドコンピューティング、BI(ビジネスインテリジェンス)、EDI(電子データ交換)に加え、ネットワークの仮想化統合事業を注力事業として位置付けています。

【本発表に関するパートナー企業からのエンドースメント】

今回の発表にあたり、パートナー各社様より以下のエンドースメントをいただいています。

日本アイ・ビー・エム株式会社
システム製品事業

システムx 事業部長 小林 泰子 様


「日本IBMは、日本情報通信株式会社と株式会社ネットワールドの仮想化情報基盤ビジネス協業の発表を心より歓迎いたします。

両社のネットワーク仮想化統合サービスにより、「BladeCenter」、「System x」などIBM のサーバー製品をプラットフォームとし、IBM Virtual Fabric アーキテクチャーを活用した環境が提供され、お客様に高度なネットワーク仮想化機能をご活用いただけることと期待しています。

今後もIBMは両社との協業を通じ、お客様へ最適なソリューションを提供していきます。」

ジュニパーネットワークス株式会社
代表取締役 細井 洋一 様


「ジュニパーネットワークス株式会社は、日本情報通信株式会社と株式会社ネットワールドの仮想化情報基盤ビジネスの協業を歓迎いたします。

現在多くのデータセンターは必要以上に複雑化し、その運用にかかるコストも増大しています。弊社は、多段に構成されるスイッチング機器、多くのセキュリティ機器を統合し、ネットワークレイヤーを圧縮することでよりシンプルな構成をご提供します。さらにJunos OSというルーティング、スイッチング、セキュリティ各機器に共通のOSにより、運用を容易にし、コスト削減と複雑さの解消につなげることが可能になります。また、IBMおよびブレードネットワークスとはグローバルに戦略的パートナーシップを展開し、クラウドコンピューティングに必要な拡張性、高速性、高信頼性、効率性、セキュリティといったインフラストラクチャ要件をシンプルにご提供します。

今後もパートナー各社とのエコシステムを推進し、クラウド・インフラストラクチャを支えるハイパフォーマンス・ネットワーキングを発展させて参ります。そして今回のネットワーク仮想化もその進展に大きく貢献いただけるものと期待しております。」

ブレード・ネットワーク株式会社

代表取締役 太田 安信 様

「IT基盤全体の仮想化、高性能化が急速に進展する中、サーバー、ストレージを取り巻くネットワーク基盤もネットワーク仮想化、高速(10ギガ・ビット)化の流れの中、今まさに大きな変革の時期を迎えています。この度の仮想化情報基盤において、様々な最先端のソフトウェア、ハードウェア技術と合わせて弊社製品・技術をご採用いただき大変光栄に思います。vNIC、VMreadyといった弊社のネットワーク仮想化機能が仮想化情報基盤の価値を高め、お客様に更なる利便性をご提供できるものと確信しております。」

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ株式会社

代表取締役 杉山隆弘 様

「セキュリティ仮想化環境に向けて、チェック・ポイントはVPN-1 VEを提供しています。複数のサーバーを1つのアプライアンスに仮想化すると、まったく新しいタイプの環境が形成されますが、物理的なセキュリティ・アプライアンスを使用することなく、独立したそれぞれのアプリケーションや情報を互いに保護するためには、新しい概念のセキュリティが必要となります。 チェック・ポイントの VPN-1 VE は、アプリケーションが別々のサーバーに配置された状態と同じ隔離された環境とセキュリティを実現します。

また、VPN-1 VE は既存のチェック・ポイント・セキュリティ・インフラストラクチャに完全に統合できるため、オープン・サーバ用のチェック・ポイント・アプライアンスおよびソフトウェア、『Secured by Check Point』アプライアンス、VPN-1 VE を単一のインタフェースから管理でき、管理コストと管理負荷を軽減することが可能になります。

今回のNI+C殿、ネットワールド殿協業に際して、VPN-1 VEの仮想化基盤がオープンにかつスケーラブルな環境として整備される事を歓迎し、より一層の付加価値をお客様に提供できるものと考えています。」

※リリース中に記載されている会社名、製品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。
※リリース中に掲載されている情報は発表日現在の情報です。
 発表後予告なしに変更されることがございますのであらかじめご了承ください。


本件に関するお問い合わせ先

<日本情報通信株式会社>
(報道機関からのお問い合わせ先)

HRM統括 総務グループ 広報担当
白井/東
TEL:03-6278-1115
E-mail:koho@NIandC.co.jp

(本ソリューションに関するお問い合わせ先)
ネットワーク・サービスマネジメント事業部
松岡/神谷
E-mail:Security_Solution@NIandC.co.jp

<株式会社ネットワールド>
(報道機関からのお問い合わせ先)

マーケティング本部 MARCOMグループ
蔦谷
TEL:03-5210-5187
E-mail:pr@networld.co.jp

(本ソリューションに関するお問い合わせ先)
マーケティング本部 マーケティング1部
BLADE製品担当
TEL:03-5210-5081
E-mail:bnt-info@networld.co.jp