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人生も仕事も想像と全く違う
ことが起きる。
だから楽しくやり甲斐がある。

NAO KOJIMA 小島 奈央
2009年入社/テクノロジー
01

ゼロからの挑戦

この春、日本情報通信に異色の経歴をもった「SE」が誕生した。
小島奈央は勤続10年目の中堅社員。これまで彼女が所属していたのは、日夜、数字と格闘する「経理」の部署だった。経理からSEへ。
この異動は小島本人の希望だ。この前代未聞の挑戦を会社は快く受け入れた。
「もともとはSEになりたかったんです。新入社員研修が終わって面談があった時に、『興味ある部署はある?』と言われて思わず『経理』って言ってしまったんです。当時はそこまで深く考えずに返答をしてしまいました。」
後日、面談に立ち会った上司から「経理に興味があると言ったのは君だけだったよ。」と言われた。「経理」と言われても、最初は右も左もわからなかった。まさしくゼロからのスタートだった。経理の部署は1円でも間違いがあってはならない。1枚の請求書の発行を上司に任されるまでに半年近くかかった。
「配属された1年、2年目は、ただ目の前の数字を間違いなく正確に処理するだけで精一杯でした。日々をこなすのに必死でこの部署でやりがいを持てるようになるまでには3年はかかりました。」
小島は全く新しい世界を一から切り開くのが好きだという。小島は一から簿記を勉強した。会社の経理を担うにあたり、会社の組織運営や管理を司る「会社法」や、租税の割当や取り立てに関する「税法」も独学で学んだ。まさか自分の人生で、これらの法律が業務で必要となる日がくるとは思わなかった。

02

自分が会社の代表だという
意識の芽生え。

転機になったのは入社8年目。会社の経営に大きな影響を与える重要な仕事を任されることになった。過去に国へ支払った消費税の過払いが判明したのだ。消費税が5%から8%に変更になった時、社内のシステム対応が不十分だったのだ。小島は国税局に対し、なぜ「消費税が過払い」なのかを証明し、社内に対しては再発防止のためのルール整備をしなければならなかった。
「正直、金額も大きかったので荷が重い仕事でした。怖かったです。営業の人たちが一生懸命、稼いできてくれたお金ですから、無駄にはできないという思いで必死でした。」
結局、この消費税の過払い金は小島の奮闘で無事に還付された。丸1年、この仕事にかかりきりだった。過去にさかのぼって分析しなければならないデータは膨大で根気を必要とした。「同僚や先輩にめぐまれました」と小島は言う。仕事が行き詰まると、必ず社内の誰かが相談に乗ってくれた。お互いの仕事を、役職や部署の垣根を超えてフォローしあえる雰囲気は、日本情報通信の魅力の一つだと小島は考えている。
「会社の中の経理という部署は裏方ですが、同時に会社を守る部署でもあります。会計士と一緒に会計監査にも立ち会いました。自分が会社の代表として仕事をしている意識が芽生えたのはその時ですね。」

03

私のキャリアが
いつか付加価値になる。

新卒の採用から10年。経理の部署で鍛えられた小島は、本当は自分がやりたかった「SE」という仕事に挑戦したいと人事異動の希望を提出した。もちろんSEも全くのゼロからスタート。プログラミングの知識も実践的なノウハウも何も持ち合わせていなかった。
「辞令が出てまだ5ヶ月ですが、新入社員になった気持ちです。同期の社員は、もう中堅のSEとしてバリバリ仕事をしています。なので、まずは彼らに追いつくことが目標です。」
小島は経理という部署で10年働いていたことは、自分の武器だと考えている。なぜならば、経理という部署は、SEが作ったシステムを利用する立場だからだ。
「私はずっと、管理会計システムを使って仕事をしてきました。つまり、お客様と同じユーザーの立場だったということです。この視点を活かして、お客様と接することを意識しています。」
小島は今、新しいことを勉強し、吸収する日々がとても楽しいという。
「日本情報通信で経理からSEになった人はほとんどいません。いつかその経験を付加価値にできる日がくればと思っています。やっぱり、私、人生が全く想像していない方向に展開することが、大好きなんだと思います。」