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  • テクノロジー

2013年入社

中村 俊祐 SHUNSUKE NAKAMURA

SE×カスタマーサクセスの両輪で働く。
お客様の構想を実現するのがやりがい。

中村 俊祐

SEとしての基盤を持ちつつ、
技術と提案力を兼ね備えた人材。

日本情報通信を志望したのは、ビッグデータのデータマイニングに注力している企業だと知ったことがきっかけでした。というのも、私は情報学部に在籍し、ビッグデータ分析の一環でテキストマイニングを経験していました。これはソーシャルメディアのタイムラインに投稿される膨大な文章データを収集・分析し、有益な情報を抽出する技術のこと。特に人々の感情の傾向が可視化される点に興味を持っており、この会社であれば、大学で学んだスキルを活かし活躍できる場があるかもしれないと思いました。NTTとIBMの合弁会社で、盤石な通信基盤と先進テクノロジーを掛け合わせたさまざまな事業を行っている点も印象的でした。

入社後に配属されたのは、SEと営業を兼務する部署。お客様に寄り添った技術的な提案を行うためには、技術力を身に付けなければなりません。個人情報の漏洩やウイルス感染を検知するセキュリティ製品の構築・保守に従事し、とにかく経験を積むことに力を入れました。その中で、SEとしての土台を築きつつお客様にご提案もできる先輩の姿に憧れ、早い段階で自身のキャリアプランが明確になりました。この経験が現在のSE×カスタマーサクセスという業務につながっています。

育休・コロナ禍を経ても、
手厚いサポートで広がるキャリア。

4年目にマーケティング製品を担当する部署へ異動しました。そこでは、メールマガジンや広告を効果的に配信するためのマーケティングプラットフォームの構築や、顧客情報や商品情報などを組み合わせ、マーケティングに活用可能な形でデータを整備するカスタマーデータプラットフォーム(CDP)の開発に取り組みました。

その後、第2子の出産で2ヶ月の育休を取得しましたが、同時期にコロナが深刻化し、第1子を保育園に預けられずにいました。育休の延伸を繰り返すうちに、最終的には1年半の休みを取得することになりました。その間も上司や人事の方が定期的にヒアリングをしてくださり、復職直後は時短勤務で助走時間をいただきました。このような会社の支援のおかげで、育児に専念でき、復職もスムーズだったと思います。

直近2年ほどは、SEと並行してカスタマーサクセスの活動も開始しました。すでに製品をお使いいただいているお客様の満足度を高め、顧客離脱の予防や追加受注獲得に向け、お客様の構想をお伺いし、課題に対する解決策をご提案しています。SEの視点では気づけなかった商材の魅力を再発見できたり、既存の枠組みにとらわれず提案できるポジションにやりがいを感じています。

やみくもな提案は最善策にあらず。
社内SEや営業との連携がカギ。

今後は、カスタマーサクセスの業務により力を注ぎたいと考えています。プロジェクトの開始時点でタスクや業務フローが詳細に決まっているエンジニア業務とは違い、カスタマーサクセスの業務は、タスクが見えない状態から始まります。お客様ごとに環境や要望が異なるため、良い関係性を築きつつ、抱えている課題を伺い、適切なアプローチを考える点が難しくもあり、おもしろい点でもあります。

始めた当初は、課題を伺うきっかけや適切な提案方法に苦労しました。これまでの方向性を理解せず、やみくもに提案するだけでは最善策とはならないため、社内のSEや営業担当との連携の重要性も痛感しています。そうした苦労がありながらもお客様の構想を実現するお手伝いができることは大きなやりがいがあり、試行錯誤を繰り返しながらスキルアップしていきたいです。

最後に学生の皆さんにお伝えしたいのは、日本情報通信では多様な商材やサービスを展開しているため、キャリアプランの選択肢も豊富だということです。今やりたいことが明確でなくても、その時々の希望に合わせて挑戦ができる体制が整っているので、安心して自分の可能性を試してみてください。

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