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2023年入社
井手 美月 MIZUKI IDE
文系出身未経験からSEへ。
お客様と共にシステムを作り上げるやりがい。


SEへの挑戦。充実した研修を経て、
スムーズにプロジェクトに参画。
大学では社会学を専攻し、フィールドワークに励んでいました。ITに興味を抱いたのは、ゼミの研究で「保育施設の避難訓練」を調査したことがきっかけでした。業務に追われ、子どもたちの避難訓練に十分な時間を確保できない保育園の現状に着目し、シミュレーションソフトを用いて人流を分析し、感染症対策などを提案しました。この研究はビジネスコンペで全国大会まで進出。社会課題をITで解決する可能性を実感した経験でした。
就職活動ではさまざまなIT企業を検討しましたが、説明会で社員の方と一番自然体で話せたのが日本情報通信でした。取り扱う技術や商材、顧客層が幅広く、多くの経験を通じて知識を得られるのではないかと感じたことが、入社の決め手でした。フレックスタイム制度や国内の好きな場所で働ける「どこでもOffice制度」が導入されていて、柔軟でハイブリッドな働き方ができる点も魅力でした。
入社後は6ヶ月間の研修があり、キャリアデザイン研修で最初のキャリアビジョンを模索しました。アジャイル開発に必要な資格の取得や、Pythonなどのプログラミング言語の習得など、実践的なスキルを身に付けることができ、ITを専門的に学んでいない私でも安心して業務に当たることができました。
ユーザーの視点に立ち、分かりやすい
システムを構築することがミッション。
研修後は、金融業界を担当する本部に配属され、11月からはお客様であるグループ企業傘下のクレジットカード会社に常駐勤務しています。同社のシステムには膨大な顧客情報が保存されており、これまでは社内の販促活動にのみ活用されていました。今後はグループ全体に活用範囲を拡大するということで、必要に応じて関係者全員がアクセスできるようにシステム改修に取り組んでいます。
業務は多岐にわたりますが、現在はデータベース構築チームの一員として、データの扱い方を定めたテーブル定義について議論しているところです。データを格納するテーブルの名前の付け方一つを取っても、現行のテーブル名がシステム優先で付けられていると、ユーザーには理解しづらい場合があります。そのため、私たちSEの提案がユーザーに与える影響を考慮しながら作業を進めています。また、システム開発の具体的な手順や設定内容を記載した詳細設計書の作成も担当しています。
業務の中で特にやりがいを感じるのは、自分の意見がシステムの改善や構築に反映される瞬間です。黙々とこなす開発業務にも達成感はありますが、チームで意見を交わしながら進める業務には、大きな魅力を感じています。


コミュニケーションにも事前準備が必要。
円滑な進行を支えて、頼られる存在になりたい。
まずはSEとして着実に経験を積み、メンバーとの議論に積極的に参加し、チームに貢献できるようになりたいです。そのためには、ユーザーがどんな疑問を持つのか、スムーズな議論のためにはどんな資料が必要なのか、そもそも何を議論しどんな結論を導きたいのかなど、想定される状況ややり取りを踏まえ、情報収集などの事前準備が重要だと感じています。入社当時、育成担当の先輩にも「仕事は準備が8割」と言われたことがありますが、その意味を日々実感しています。今後もプロジェクトの円滑な進行のために事前準備を怠らず、チームに頼られる存在へと成長していきたいと考えています。
これから就職活動に挑む皆さんにお伝えしたいのは、学生の間に、自分がどういう人間で何をしたいと思っているのか、じっくり向き合う時間を取ってみてほしいということです。内省する時間を十分に取っておくと、社会人になってからの仕事の達成感や人生の満足度が大きく向上すると思います。