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アナリティクス導入事例

西日本電信電話株式会社

AI カメラとサーバーレス サービスを駆使し、リアルタイムな渋滞可視化とビッグデータ収集・活用を実現

取材日:2022年5月

観光シーズンにおいては、観光客集中による深刻な交通渋滞等の問題が発生しており、電光掲示板による情報発信や民間交通会社との連携により、車両流入の軽減対策を行っているものの混雑状況の把握には至っておらず、混雑緩和に向けた有効な対策まで至っていませんでした。  加えて、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国人宿泊者数が減少するという事態を受け、町の観光収入をインバウンド需要のみに頼るのではなく、新たな観光モデルの確立が急務になったことから、高野山の観光データを活用し、交通渋滞の解消と新たな観光モデルの確立に向けた実証実験を実施する運びとなりました。

高野山金剛峯寺など数々の文化財・名所で知られる和歌山県高野町は、長らく観光シーズンの深刻な交通渋滞に悩まされており、民間交通会社との連携による車両流入軽減など、さまざまな対策を行っていましたが、どれも有効な対策になり得ていませんでした。また、その一方で 2020 年春以降のコロナ禍によって外国人観光客が激減。インバウンド需要に依存しない、新たな観光モデルの確立も急務になっていたと言います。

そうした中、高野町と NTT 西日本、紀陽銀行、南海電鉄、和歌山大学ら、地域にゆかりのある企業が連携するかたちで『高野山観光ビッグデータ利活用検討研究会(以下、研究会)』を結成。観光データを取得・活用することで喫緊の課題となっている交通渋滞の解消および新たな観光モデルの確立に向けた実証実験を行うことになりました。

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