解決可能な課題
管理会計や各種計画業務における様々な課題を解決します。
- データが一元的に管理されていない
・レポーティングの際に様々システムからデータを抽出して集計しなければならない
・財務データと非財務データが別に管理されていて両方を絡めた分析ができない - 財務会計システムにバンドルされている管理会計システムでは痒い所に手が届かない
・財務会計システムにないセグメントでもデータを分析したい
・より細かな粒度でデータを管理したい - データの取りまとめやレポーティング作成の負荷が大きい
・各組織・担当者から報告内容の確認と修正に時間がかかる
・集計ロジックが複雑で業務が煩雑化している
・データの切り口を変えたレポーティングの作成に時間がかかる - スプレッドシートでの管理・レポーティングに限界を感じている
・スプレッドシートで管理・集計していて業務が属人化している
・複雑な関数やマクロを使用してメンテナンスや改修ができない
サービスのご紹介
SAS® Financial Managementの特徴
SAS® Financial Managementは、予算編成、管理連結、財務系レポーティング等を行うためのソリューションです。より精度の高い予算編成や分析の実現と、売上・原価・収益性の把握や戦略実践の管理を支援します。経営管理に有効な多次元データベース構造を採用しています。
- マスタ設定、管理機能:経営管理上、必要なマスタを設定・管理、組織変更にも 臨機応変に対応
- セグメント別管理:部門別、商品別、取引先別など要件に合わせてセグメント別に管理
- 集計の自動化:組織や勘定科目の階層構造に応じて集計を自動化
- レポーティング:ドリルダウン、ドリルアップ、ピボット、ダッシュボード
- 入力フォーム:予算や見込みなどを使い慣れたExcelから入力
- 配賦処理:要件に合わせた柔軟な配賦ロジックを適用可能
マスタ管理
勘定科目や組織マスタなどの管理軸をシステムにて管理する事で、マスタ変更に柔軟に対応し、業務負担を軽減します。
またマスタ履歴管理機能により、組織移動、新規追加、組織廃止、階層変更、親部門変更、コード・名称変更など過去のマスタを履歴管理し、過去、現在のそれぞれマスタでレポーティングを可能にします。
セグメント別管理と集計の自動化
組織や勘定科目などの階層構造毎に集計を自動化します。多次元データベースを利用した分析により、ユーザのニーズに適したレポートを作成可能であり、財務情報の分析にかかる時間を短縮化します。
非財務データを含めた管理
財務データの管理はもちろんのこと、非財務データを含めて管理することが可能です。財務/非財務データを一元的に管理することで管理会計の領域にとどまらず、社内のKPIの計画、予実の管理も一元化します。
ダッシュボード・非定型分析
予実やKPIを視覚的に把握することが可能なWEBベースのダッシュボードも利用することができ、経営層やライトユーザに対して分かりやすく情報を共有することが可能です。また非定型分析などアドホックにレポート作成・分析が可能です。
配賦処理
科目や組織単位等、細かい単位での配賦や多段階配賦などパターンを要件に応じて柔軟に実現することが可能です。
管理連結
多次元構造のデータベースにより、会社別、単純合算、連結消去、連結といったデータの事業別、商品別などの多軸の管理を効果的に実現することが可能です。
導入によるメリット
管理会計でのお悩みをSAS® Financial Managementが解決します。
- 入力された予算や見込みなどのデータを含めた財務/非財務データの一元管理が可能
- スプレッドシートの依存度を下げて属人化を排除したビジネスロジックを適用
- 日々のレポーティング業務の省力化と効率化
- 様々なニーズに対応可能なセグメント別の分析/管理が可能
- 財務/非財務データに囚われず、スムーズなデータ活用が可能
- 時系列予測ソリューションと組み合わせることで、より精度の高い計画業務を実現することが可能