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【年頭のご挨拶】2020年を迎えて
 DXでCXを革新する

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

日本情報通信(NI+C)は、1985年設立以来、NTTが持つ高度なネットワーク技術とIBMの先進的なシステム開発技術・プロダクトをベースにネットワーク・システム・インテグレーターとして事業を展開してきており、現在、お客様のSDGsへの取り組みに対しても、ITサービスを通じて積極的にご支援しております。
また、1月21日には、持株比率変更(NTT65%、日本IBM35%)を予定しております。現在提供中のサービスや営業体制、お客様サポート体制を、NTTグループの一員として更に充実させてまいります。

2019年を振り返りますと、システム開発のSIビジネスでは、NTT各社の社内業務のシステム開発・維持運用やレガシー系の開発実績を活かしてイントラマートを活用した大型システムのクラウド化実績が着実に積み上がっており、インフラビジネスでは、マーケティングソリューション分野で、Oracle社のマーケティング商材の取り扱いを開始しました。
EDIサービスでは、2024年に予定されている固定電話IP移行・ISDN終了(通称:2024年EDI問題)対応として、影響が予想されるダイヤルアップ利用のお客様への積極的な移行プラン提案を展開しつつ、合わせて DiCentral社との協業等により新機能拡充を図りました。新機能の具体的内容は、(1) 税制改正による2023年10月導入予定のインボイス制度を見据え、仕入税額控除のエビデンス要件となる適格請求書および関連情報を電子データで代替・保存可能なインボイス制度対応ソリューション 、(2)企業間取引のデータ可視化、(3)SAP・Oracle・Microsoft等主要ERPとEDIとの容易な接続、(4)グローバル標準対応などです。

また、あらゆる産業においては、デジタルトランスフォーメーション(DX)による全社的な事業変革を図り、競争力維持・強化のためのシステム対応を進めていくことが求められておりますが、当分野では、AI関連ソリューションとして、NTTのCOTOHAやIBM Watson等のアナリティクス関連製品やRPAなどを組み合わせたビジネスを大きく成長させています。具体的には、マネージドサービス分野のシステム運用保守業務の高度化を図るため、音声サービスとAIを組み合わせて故障検知からSEへの連絡、およびSEによる応答内容の可視化までの完全自動化を目指して、NTTコミュニケーションズが提供するボイスDXのパッケージモデルを活用したPoCを開始しました。お客様へ導入したDX事例としては、お客様との協働作業により、対話型AIを搭載したミミズク型ロボットを通じて遠く離れた家族を見守るためのプラットフォームをアジャイル開発で提供し、運用サポートしています。

今後、ITシステム「2025年の崖」により需要が想定されるAS400等のレガシーシステムのクラウド移行ソリューション、クラウドネイティブやローカル5Gへの対応など、DXを支えるテクノロジーに注力して、企業ビジョンとして「おもひをITでカタチに」を掲げ、お客様のカスタマー・エクスペリエンス(CX)の革新に貢献してまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

日本情報通信株式会社
代表取締役社長執行役員
 
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