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日本情報通信、ServiceNow社とのパートナー契約を締結
~ServiceNowによりIT運用を最適化したPublic Cloud MSPを提供開始~

日本情報通信株式会社

 

 日本情報通信株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、以下 NI+C)は、ServiceNow(日本法人: 東京都港区、執行役員社長:村瀬 将思)のサービスパートナーとしてパートナー契約を締結しました。

 NI+Cでは、2015年より、主にIBM Cloudを活用されるお客様向けの運用サービスとして、「Public Cloud MSP」を提供してきました。近年では、お客様のパブリック・クラウドの利用拡大に伴い、「Public Cloud MSP」のマルチ・クラウド対応を行っています。

 今回のパートナー契約により、ServiceNowが提供するソリューションである、IT WorkflowsやCustomer Workflowsを「Public Cloud MSP」のサービス基盤に取り込み、サービス・アーキテクチャの最適化を図ります。これにより、各パブリック・クラウド事業者のMSP認定の基準に相当するサービス基盤となり、本格的にマルチ・クラウドに対応したMSPベンダーとして、多くのお客様のパブリック・クラウド活用に貢献します。
 この効果として、2023年には、「Public Cloud MSP」事業の売上倍増を目指します。

 

 

 なお、今回の発表にあたり、ServiceNow Japan合同会社 執行役員社長 村瀬 将思氏より、以下のエンドースメントを頂戴しております。

 「ServiceNow Japanは 日本情報通信のPublic Cloud運用におけるServiceNow活用およびサービスパートナーとしての契約を心より歓迎いたします。今回の注力領域であるサービスオペレーションの高度化・自動化は、AIOpsを中心にServiceNowとしても展開を加速している領域です。日本情報通信がPublic Cloud運用の経験とServiceNow実装のスキルを組み合わせたソリューションを提供することで、国内企業のデジタルトランスフォーメーションを更に加速することができると確信しております。
 日本情報通信とServiceNowは、日本のお客様の更なる発展、デジタルトランスフォーメーションに向け、協力して参ります。」

 

 NI+Cは、ServiceNow社のパートナーとして、以下の2点に取り組みます。

①自社が提供する「Public Cloud MSP」のサービス基盤へServiceNowを導入して刷新

 「Customer Service Management(※1)」と「IT Operations Management(※2)」により、ユーザー・インターフェースからオペレーションまでサービス運用全般を最適化された形にして提供します。

 これにより、以下の効果が期待されます。

    a. ユーザー向けポータルの提供とチケッティングシステムの導入よるユーザビリティの向上
    b. 監視アラート検知とインシデント登録の自動化によるアラート対応速度向上と品質向上
    c. 監視イベントトリガーでのシステム自律制御の実装(一次対応レベルのものを自動化)による、サービスレベルの向上
    d. インシデント管理から構成管理に至る運用管理フローの可視化

②お客様の運用管理基盤へServiceNowを導入する支援を開始

 自社Public Cloud MSPへの導入事例をショーケース化して蓄積したナレッジを活かし、お客様の運用管理基盤へのServiceNow導入を支援します。
 サービスパートナーとして、「Customer Service Management」と「IT Operations Management」のスキルに独自の特色を持ち、これまで培ってきたPublic Cloudスキルと見識を組み合わせて、お客様の最適なパブリック・クラウド運用管理基盤の構築に貢献します。

■サービスアーキテクチャ・イメージ

※1 ServiceNow Customer Service Management:

ServiceNow Customer Service Managementは、顧客向けのサービスマネジメント業務を変革するためのソリューションです。ポータル、エージェントワークスペース、ワークフローなどの機能群により、フロントエンドとバックエンドのサービスオペレーションを融合、各処理を一本化することでカスタマーエンゲージメントを向上し、手作業やプロセスの断絶による事後中心の対応から能動的かつシームレスな対応へのシフトによる顧客体験の最大化を実現することが可能となります。

※2 ServiceNow IT Operations Management:

ServiceNow IT Operations Management ソリューションは、Visibility(可視化)、Health(健全化)、Health Log Analytics(ログ分析)、Optimization(最適化)の4つから成り立ちます。

Visibility(可視化)では、管理対象システムにどのようなサービスが存在するのか、また、それらがどのようにアプリケーション、データベース、サーバなどの IT リソースに依存しているのかなどを一元的に可視化することが可能です。

Health(健全化)では、システム停止を引き起こす可能性のあるイベントを分類、優先順位付けする効率的なプロセスを確立したり、 収集した大量のイベントを有効活用して予兆検知に繋げ、影響を受ける可能性のあるサービスに対する必要な処置を事前に実施することが可能になります。

Health Log Analytics(ログ分析)では、生成されたログデータをリアルタイムで収集、把握して、相関関係を明らかにすることで、問題の予兆検知をより迅速かつ高度に行うことができるようになり、より少ないコストとカスタマイズで、プロアクティブなIT運用を早期に実現することが可能となります。

Optimization(最適化)では、「システムのプロビジョニングや設定変更が効率化できない」「パブリッククラウドの利用が広がる中、共通の管理スキームやガバナンスを効かせることが難しい」「ITシャドーイングによるコスト増加している」などのお客様の課題を解決します。Cloud Provisioning and Governanceは、Optimizationの機能として位置付き、お客様のIT 運用を効率化し、企業の俊敏性を高め、多くの時間と専門知識を戦略的なビジネス活動へ繋げる支援をします。

■ServiceNowについて <https://www.servicenow.com/jp/
ServiceNow(NYSE:NOW)は、人にしか出来ない、付加価値の高い新しい仕事を創造します。同社のクラウド型プラットフォームとソリューションは、従業員と企業双方に優れたエクスペリエンスを生み出し、生産性を高めるデジタルワークフローを提供します。

■日本情報通信株式会社について <https://www.niandc.co.jp/
日本情報通信株式会社(NI+C)は、1985年に日本電信電話株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社の合弁会社として設立されました。システム開発から基盤構築、クラウド・ネイティブへの対応、EDIサービスやネットワークサービス、運用保守までをトータルに、お客様ニーズに最適なICTソリューションを提案、提供し、さまざまな業界におけるシステム経験が豊富です。更に、当社ではソーシャルディスタンス確保と経済活動を両立するリモートワールド実現を推進します。注目分野としては、先ず企業内DXの推進。そして、顧客との更なるエンゲージメント強化を実現する、社内外データ統合とAIによる分析活用のData&AI分野を展開。お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指しています。

記載の製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは、該当する各社・団体の商標または登録商標です。


<報道関係者のお問い合わせ先>

日本情報通信株式会社 コーポレート企画部 
広報担当 後藤、野村
Tel:03-6278-1016 E-mail:koho@NIandC.co.jp

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