XIMIX メンバーが「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」に参加、Final Stage 上位 24チーム による最終成果発表を行いました

　東京都主催の「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」に XIMIX チームメンバーが「有志」で参加し、見事にFinal Stageまで勝ち残り、上位 24 チームに選出され、最終成果発表を行いました。

　2024年5月末から2025年3月15日にかけて、東京都が主催する「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」に、XIMIX チームメンバーが自ら志願・エントリーし、参加しました。
　本イベントは、東京都が公開するオープンデータを活用し、行政課題を解決するためのソリューションを開発・提案する場であり、非常に多くの革新的なアイデアが飛び交う機会となり、今年は過去最多となる106作品もの提案があり、例年以上の盛り上がりを見せました。

【ハッカソンの概要】

「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」は、以下の3つの部門に分かれて行われます。

1. サービス開発部門： オープンデータを活用したサービス開発を競う部門
2. ビジュアライズ部門： データのビジュアライゼーション（可視化分析）を競う部門
3. アイデア提案部門： オープンデータによる課題解決の提案を競う部門

【XIMIXチームの取り組み】

XIMIX チームは、サービス開発部門に対して「オープンデータ化された文書の検索性向上」というテーマで挑戦し、東京都都市整備局が提供するデータをもとに、生成AIを活用して以下の課題を解決するシステム提案を行いました。

• 課題１：検索結果の画面で、データ内の具体的な該当箇所を含むプレビューが表示されず資料内の該当箇所を表示するには資料内で再度検索が必要になるなどの手間がかかる
• 課題２：選択肢が都度絞り込まれると分野内で複数の項目が該当するデータの検索ができない
• 課題３：データによっては分割公開されているため探しづらい

【発表内容とシステムの特徴】

当システムは、各種行政文書の検索性向上実現のため、以下のような機能を備えています。

• PDFハイライト機能：検索結果に基づき、重要な箇所を3行程度表示し、該当箇所をハイライト化（課題1）
• カテゴリ分け検索：バラエティに富んだカテゴリから必要な情報を素早く取得（課題2）
• 統合検索UI：複数のPDFを同時に検索し、最適な情報を提供（課題3）

これらの機能により、課題にあった行政課題を解決し、ユーザーの情報検索時間の短縮を実現します。

【イベントの成果】

XIMIX チームは106チーム、延べ約900人が参加したイベントながらも、行政課題への提案内容を評価頂き、Final Stageまで進み、社会実装へ向けた取り組みにも参画。3/15(土)に開催されたDemo Dayにて最終結果発表を行い、主催者側より「検索やプレビューなどデモ環境とはいえ使えるところまで作成できているところは素晴らしい」「情報検索の効率化により、人々が本当にやりたいことに時間を割けるよう支援・活用に向けてさらなる改善を期待している」旨のコメントを頂きました。

【参加メンバー北脇からのコメント】

【まとめ】

「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」に参加したことで、私たちは新たな視点と数々のスキルを得ることができました。今後も継続的にこのようなハッカソンに挑戦し、さらに高い成果を目指します。
そして、今回のような取り組みの経験を活かし、XIMIXはお客様の課題に対して、生成AIを活用することで解決を図ってまいります。

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＜関連リンク＞

「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」について
https://odhackathon.metro.tokyo.lg.jp/

Google Cloud ／ Google Workspace関連のソリューション「XIMIX」紹介サイト
https://ximix.niandc.co.jp/

「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」に参加してきた！
https://ximix.niandc.co.jp/blog/open-data-hackson

「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」に参加してきた！（DemoDay編）
https://ximix.niandc.co.jp/blog/open-data-hackson-demoday

＜本件に関するお問い合わせ先＞

日本情報通信株式会社
データ＆アナリティクス事業本部
クラウドインテグレーション部　第二グループ　水津・北脇
E-mail：nic_contact@niandc.co.jp

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