NTTインテグレーション、自社サービス運用で障害件数を75%削減 ~夜間呼出しを抑制し、エンジニアが創造的に働ける「攻めの運用」を実現~
NTTインテグレーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、旧社名:日本情報通信株式会社、以下 NTTインテグレーション)は、自社が提供するSaaS型EDIサービス「EDIPACK®(エディパック)」の運用において、ITシステム全体の稼働状況をリアルタイムに見える化するマネジメントサービス「NI+C APM as a Service」を導入しました。これにより、エンジニアの障害対応における対応時間の大幅な削減に成功し、今後更なるサービス品質の改善・向上のスピードアップを目指します。
「NI+C APM as a Service」の導入により従来の監視体制では捉えきれなかった「障害の予兆」を事前検知することが可能となります。
NTTインテグレーションEDIサービスチームでは2024年6月より検証を重ね、2025年6月の本格導入の末、現在までに全体の障害件数を75%削減。この自社実践(ドッグフーディング)で得られたノウハウを基に、システム運用のモダナイゼーションに課題を抱える企業へ向け、「NI+C APM as a Service」の提供および導入支援を推進します。
<背景:IT人材不足と運用負荷の増大>
24時間365日の安定稼働が求められるミッションクリティカルなシステムでは、障害アラート対応や原因調査など、運用担当者の負荷が課題です。NTTインテグレーションのEDIサービス運用においても、深夜の対応や原因究明の長期化が起きていました。こうした運用負荷は、IT人材不足を背景に、対応の平準化や効率化が必要な課題の一つとなっています。
<転機:「事後対応」から「未然防止」への運用体制の刷新>
現場の運用負荷を根本から解決するため、従来の「障害が発生してから対応する」フローから脱却し、予兆を検知して事前に対処する「未然防止型」の運用体制への刷新を決定しました。
夜間対応の抑制や、障害対応工数削減により、エンジニアの稼働をサービス改善・開発などの「攻めの運用」に充てられる時間を増やすことを目指します。この実現に向け、可観測性(オブザーバビリティ)を高める「NI+C APM as a Service」の導入を進めました。
<成果:障害対応工数の削減と運用業務の改善>
「NI+C APM as a Service」導入により、システムの状態をリアルタイムな可視化と、予兆検知による日中の予防的対応が実現し、障害件数が75%減少しました。また、ダッシュボード上での共通データ参照によりエンジニア間の意思疎通が迅速化し、原因特定の所要時間も短縮しました。
これにより、夜間の緊急呼出しの発生頻度が低下し、運用担当者の負荷軽減に寄与するとともに、改善業務に充てる時間が増えました。
<プロジェクト担当者のコメント>
現場で改革を推進したエンジニアとマネージャーの声を紹介します。
- EDIPACK運用責任者 麻生
「運用がプロアクティブに改善したことでチーム全体の残業が減り、NTTインテグレーションが進めている『健康経営』や『Well-being』の向上に寄与できたことが、マネジメントとして大きな成果でした。チームのエンジニアが障害対応に追われることなく、活き活きと働ける環境がサービス品質の向上につながっています」 - インフラ基盤エンジニア 吉原
「以前は障害調査が長期化することもありましたが、今はダッシュボード上でボトルネックが即座に特定できます。これにより心理的な負担も大幅に軽減されました。現在は、予兆検知や恒久対策といった、エンジニアが本来やるべき創造的な業務にリソースを集中できています」

<今後の展望:自社実践のノウハウを、すべての運用現場へ>
NTTインテグレーションは、今回の「EDIPACK」における成功事例をモデルケースとし、「NI+C APM as a Service」の販売および導入支援を拡大いたします。
多くの企業が直面している「運用現場の疲弊」「属人化」「IT人材の離職」といった課題に対し、単なるツールの提供にとどまらず、「エンジニアが安心して、創造的に働ける環境づくり」という運用改革のノウハウそのものを提供してまいります。
NTTインテグレーションは本サービスを通じて、日本企業のシステム運用をモダナイズし、DX推進とエンジニアの働き方改革に貢献してまいります。
◆ 関連リンク:当事例の詳細は以下もご覧ください
NI+C APM as a Service自社導入事例 < https://www.niandc.co.jp/examples/scene46/>
「障害ゼロ」への挑戦。「EDIPACK」が実現した“攻め”の運用改革 ~年間障害件数を75%削減。夜間の緊急呼出しから解放され、エンジニアが本来の業務に向き合える環境へ~
■NI+C APM as a Serviceについて <https://www.niandc.co.jp/sol/nic-apm-as-a-service/>
APM(アプリケーション性能監視)/ Observability(可観測性)ソリューションを、NI+Cが導入から運用まで支援するフルマネージドサービスです。 従来の監視サービスでは難しかった「アプリケーションパフォーマンス」や「ユーザ体験」、「SLO(サービスレベル目標)」の可視化を、社内に専門的なスキルや知見のリソースが不足していても、プロフェッショナルの支援により即座に活用・実現いただけます。
■ NI+C EDIシリーズについて < https://www.niandc.co.jp/sol_cat/edi/ >
「NI+C EDIシリーズ」は、40年にわたる実績を持つNI+CのEDIサービスです。NTTグループの高品質NWと国内最高レベルの堅牢なクラウド基盤で10,000サイト以上の接続実績があり、クラウドサービス・パッケージソフト・VAN型EDIまで最適なソリューションをラインナップしています。EDIシステムの設計・構築・運用にいたるまでお客様をトータルサポートし、基本的なEDIだけでなく、お客様の業務効率化や運用負担減につながる付加価値の高いソリューションをご提供しております。
■ NTTインテグレーション(旧社名:日本情報通信株式会社) < https://www.niandc.co.jp/ >
NTTインテグレーション(NI+C)は、1985年にNTTと日本IBMの合弁会社として設立され、2025年に創立40周年を迎えました。システム開発から基盤構築、クラウド化への対応、社内外データ統合とAIによる分析、EDIサービスやセキュリティ、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに提供しています。「おもひをITでカタチに」をスローガンに、お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指してまいります。
記載の製品/サービス名称、社名、ロゴマークなどは、該当する各社・団体の商標または登録商標です。
<報道関係者のお問い合わせ先>
日本情報通信株式会社 グループ経営本部
広報グループ 木川、狩野、川村
Tel:03-6278-1045
E-mail:koho-t@niandc.co.jp