解決可能な課題
- どのデータがどこで利用されているかが分からない
- 個人情報はどこで利用されているか、どこから来ているかが分からない
- このテーブルレイアウトを変更したいけど、どこに影響するか分からない
- このBIレポートの数値はあっている、信頼性あるソースからきているかが分からない
- データ基盤をオンプレミスからクラウドへ移行したいが、どの順番でテーブルを移行するのが適切かが分からない
- データプラットフォームではリネージュが出来ているが、基幹システムや他システム等のプラットフォーム外のシステムを含めたリネージュが実現できていない
サービスのご紹介
データの流れを可視化しデータガバナンスを強化
IBM Manta Data Lineageを各システムと連携し、メタ情報を収集することでソースシステムからフロントエンドまでのデータの流れを可視化することが可能です。
どのデータがどこで使われているのか、このデータはどこから来ているのかを視覚的に把握でき、データ管理を容易にし、データガバナンスの向上を促進します。
IBM Manta Data Lineageのご提供方法
2つの提供形態からお客様に合った方法をご選択可能です。
・ソフトウェア版
・SaaS版
IBM Manta Data Lineageの主な機能
データの流れを自動的に可視化
データソースからバッチジョブ、レポートまでのデータの流れを自動的に可視化可能です。
カラム単位での流れ、加工内容を可視化しデータの透明性を確保を実現できます。
リネージュの履歴管理
最新のリネージュだけでなく過去の履歴も保持することでき、履歴管理や履歴間の比較する機能を提供します。
履歴間の比較により、変更箇所をリネージュ上で色分けし視覚的に確認できることで、変更箇所に不具合発生した際の影響範囲の特定なども可能になります。
多彩なコネクタで、システム全体を網羅的にカバー
リネージュ専用ツールをとして10年以上提供してきたナレッジにより業界最多の50以上のコネクタを提供しています。
コネクタが用意されていないシステムでも手動での設定も可能なため、システム全体を網羅的にリネージュし可視化することが可能です。
※SaaS版のコネクタは日々拡充しています。
ご利用時には弊社へお問い合わせください。
IBM Knowledge Catalogとの連携
IBM Knowledge Catalog(データカタログソリューション)と組み合わせることでデータリネージだけでなく、データカタログも含めたデータガバナンスを実現し、IT部門だけでなく、ビジネス部門も含めたデータガバナンスを向上を推進します。
導入によるメリット
DWH、BIでの影響分析
データベースやテーブル、カラムの変更などが他システムにどんな影響を与えるのか一目で把握することができます。
データの信頼性
データがどこで生成され、どんな変化を経てきたか、正しいデータが使用されているかを把握でき、データの信頼性を向上させます。
システムトラブルのリスク軽減
データの流れや履歴間の比較によりデータ変更によるトラブルや手戻り作業が激減します。
規制(金融機関・個人情報保護)への対応
金融機関や個人情報保護法( BCBS 239、GDPR、CCPA)など、厳しい規制に対応できます。