解決可能な課題
IBM Cloudability は、クラウド運用における下記の課題を解決します
- 従量課金制や分散型調達により、発生しているクラウド費用がビジネス成果に適切に貢献しているかわからない
- クラウドサービスごとに管理ツールが異なるため、リソースの費用管理が統一されていない
- リソースの利用状況を把握できていない
- リソースの見直しや最適化を行うのに時間がかかる
サービスのご紹介
IBM Cloudability とは?
クラウドの利用状況を「見える化」「多次元で把握」することを実現します。
複数のクラウドにまたがる複雑なコストを統合的に管理し、どの部門やサービス、アプリケーションで費用が発生しているかを明確に把握できます。これにより、無駄な支出を特定し、組織が自らコスト削減の計画を立てるための具体的な情報を提供します。
注目機能

1. マルチクラウド対応
AWS、Azure、Google Cloud など主要なクラウドサービスの請求データを自動で収集・統合することが可能です。

2. 柔軟なコスト配分
部門別、システム別、事業別など さまざまな視点でコストを可視化や分類することが可能です。

3. リアルタイムでのコスト追跡と予測機能
リアルタイムでのコスト追跡と予測により無駄な支出を特定し、クラウド予算に対する利用実績や予測を確認することが可能です。
導入によるメリット
1. クラウドコストの最適化
マルチクラウド環境のコストと利用状況を可視化することで、無駄な支出を特定し、費用対効果を最大化することが可能になります。
また、利用実績に基づいて適切なリソースを提示(ライトサイジング)することで、コスト削減を促進します。
2. FinOpsの定着と組織間の連携
クラウドの費用がビジネス成果に貢献しているかをデータに基づいて判断できるようになり、財務、エンジニアリング、ビジネスチーム間の連携を強化します。共通のツールとフレームワークでコスト管理を行うことで、FinOps文化を組織に定着させ、管理ガバナンスを確保できます。
3. データに基づいた迅速な意思決定
クラウドの利用状況やリソースの過不足がリアルタイムで可視化されるため、データに基づいた迅速な意思決定が可能になります。
予算と実績の比較や予測も容易になり、継続的な改善サイクルを回すことができます。
NI+C クラウドコスト管理・最適化パックのご紹介
【NI+C】+【IBM Cloudability】でお客様のFinOps定着を強力サポート!
FinOpsは組織へ定着し、継続的な取り組みを続けることが重要です。
「NI+C クラウドコスト管理・最適化パック」は、 Cloudabilityの導入からクラウド最適化に向けた改善活動の支援まで、お客様のFinOps定着を実現するトータルソリューションです。

<NI+C クラウドコスト管理・最適化パックのご提供内容>
☆初期導入
お客様ご利用のクラウド環境に、Cloudabilityを導入します。
クラウドコストの分類・分析のために、お客様のクラウド環境に必要な設定をガイドします。
☆技術支援
お客様のFinOps定着化に向け、Cloudabilityの活用をサポートします。
※ メール・問合せフォームによるQA形式の技術支援です。
☆最適化レポート(最適化支援)
Cloudability のデータから、お客様のクラウド環境における改善点を抽出、1ヶ月に1回の報告会を実施します。
Cloudability のデータ活用、改善点の優先順位付けなど、多くのお客様のクラウド最適化をご支援してきたNI+Cが、お客様の改善活動をサポートします。
<NI+C クラウドコスト管理・最適化パックの課金体系>
「NI+C クラウドコスト管理・最適化パック」は年間契約が前提となります。
☆初年度(1年目)
5,800,000円
4,000,000円(2025年12月までの特別価格)
☆2年目以降
※次年度以降の価格はお問い合わせください。
☆内容
上記価格には、Cloudabilityの導入、技術支援(L1サポート)、そして最適化支援(毎月のレポート作成・報告)が含まれています。
☆備考
IBM Cloudabilityのライセンス費用については、含まれていません。お見積りに関するご相談は問い合わせまでお願いいたします。