解決可能な課題
- ブラックボックス化している取引先毎の個別処理プログラムを整理して、管理できる状態にしたい
- 基幹システムで行っている処理を外出しし、障害対応時や改修時の基幹業務への影響を少なくしたい
- 基幹システムをスリム化して、管理の手間や維持コストを抑えたい
- 基幹システムの更改やERPへの移行を低コストかつスムーズに実施したい
- ERP化していきたいが、EDIとERPの中間処理となる個社対応プログラムがある。ERPカスタマイズ開発はしたくない
- EDI運用の属人化を解消して、誰でも同じ品質で運用できる状態にしたい
サービスのご紹介
チェーンストア毎の固有処理を実現する「EDIビジネスプロセス標準化ソリューション」
EDIPACK/OMSは、チェーンストアと直接取引するサプライヤー様向け「EDIビジネスプロセス標準化ソリューション」です。EDI業務処理を基幹業務システム(ERPパッケージや独自開発)から独立することで、基幹業務システムのスリム化を実現し、開発・運用維持コストの軽減に寄与します。
EDIPACK/OMSの特徴
流通業の受発注業務に対応
チェーンストアとの受発注における業務処理に対応した、流通業向け標準機能を搭載
製造業の受発注業務に対応
自動車OEMとの受発注における業務処理に対応した、製造業向け標準機能を搭載
プログラムレスで管理・設定が可能
各処理を部品化しており、プログラムレスで管理/設定が可能です。
また、お客様の業務要件に合わせてカスタマイズ(部品追加)もできます。
導入によるメリット
個別処理のブラックボックス化解消
基幹システムで行われている個別処理を標準化し、EDIPACK/OMSに部品として搭載することで、ブラックボックス化を解消し、取引先毎の個別対応をプログラムレスで行える状態にします。通信先やファイルの追加、要件の変更が発生しても、EDIPACK/OMS上の部品のフラグ変更で対応出来ます。
EDI運用の属人化解消
EDIでの受発注業務をEDIPACK/OMSで一元管理し、誰でも同じ品質で運用できる状態にします。各データの状態確認や再処理、スケジュール管理、マスター管理などのオペレーションは、EDIPACK/OMSの画面から行うことができます。また、オペレーションについて不明点等があれば、弊社の専門部隊がサポート致します。
基幹システムスリム化
基幹システムで行っていた個別処理をEDIPACK/OMSに移し、基幹システムをスリム化します。これにより、取引先毎のフォーマットの変更や業務要件の変更にEDIPACK/OMS側で対応できるようになり、基幹業務への影響を抑えられます。またシステム更改やERPへの移行がスムーズに行える状態になります。
OMS導入事例
薬粧卸様 導入事例
【お客様の課題】
- 広域ドラッグストアに対応する為、複数倉庫での出庫と、返信データは問題なく対応できる仕組みが必要
- 各取引様とのシステム(EDI)対応を標準化して、システム部門の負荷を軽減したい
- 各取引様とのシステム(EDI)対応期間を短縮したい
【導入効果】
- 1→15ヶ所に増えた出庫倉庫に対して、各物流システムへのデータ振分け、同一企業/複数倉庫出庫のASNを実現
- EDI取引および物流データ連携は、EDIPACKが起点となって纏まりのある構成となり、システム部門の負荷が軽減
- 取引先様数は会社統合等により54社→500社に増加したが、品質・期間・コスト面においても問題なく移行できた
自動車部品メーカー様 導入事例
【お客様の課題】
- ERPへの移行に際し、2000本近く存在する現行ホストの取引先個別処理をなるべくサブシステムに移したい
- 販売におけるEDI機能が点在し管理コストが大きい
- 既存の仕様が属人化されておりリスクが大きい
【導入効果】
- ERP側での取引先個別処理を最低限に抑えることができ大幅なコスト削減が行えた
- EDIサーバの集約による運用・保守コストの軽減が行えた
- EDIPACK、Translator、OMSでの標準化により属人化リスクを軽減できた