解決可能な課題
- IBM i の先進的な技術を活用できていない
- 新規機能開発がスピーディーに進められていない
- UIがCUIベースであるため、ユーザーが使いづらい
- 改修を繰り返しIBM i アプリケーションがスパゲッティ状態
- 設計書やドキュメント類が保管されていない、もしくは更新されていない
- アプリケーションの保守や改修の生産性が悪い、時間がかかる
- RPG技術者の高齢化と人材不足に不安を感じる
IBM i モダナイゼーションの背景と主な理由
IBM i (AS/400)ユーザーの特徴として、IBM i は資産継承性が高いが故に基幹システムを自社業務の独自性に合わせて作りこみを繰り返し、長期間ご利用されているケースが一般的です。 資産継承可能であることから、IBM i は、先進的な設計思想であるにもかかわらず、非オープンでレガシーであると誤解され、最新技術を活用したモダナイゼーションが進んでいない事が多いようです。
モダナイゼーションとは
デジタルトランスフォーメーション(DX)を実行していくにあたって、老朽化・複雑化・ブラックボックス化した既存システム(=レガシーシステム)は阻害要因となります。 レガシーシステムは、新しいデジタル技術を導入したとしても、データの利活用・連携が限定的であるため、その効果も限定的となってしまいます。 また、レガシーシステムの維持、保守に資金や人材を割かれるため、新たなデジタル技術を活用するIT投資にリソースを振り向けることができなくなります。
サービスのご紹介
IBM i モダナイゼーションのサービスラインナップ
1.NI+C Cloud Power
柔軟なシステム構成が可能なIBM i・AS/400・AIX向けクラウドサービス
必要なスペックやパフォーマンスに応じた3つのパッケージをご用意
◇ エントリー
最小限の専有リソースを確保(バーストなし、固定)
◇ エンタープライズ
一定のプロセッサー性能を 確保しながら、必要に応じ 遊休のプロセッサー性能を 動的に利用できるバースト モデル
◇ アジリティ
構成した複数の区画間で 専有したプロセッサー性能を 自由に割振りできる柔軟な 構成が可能なモデル(最大7区画まで分割可能)
2.NI+C IBM i AMS
AMS(※1)対応サービスメニューを基に、リモートorオンサイトでのアプリケーション保守をご提供します
・日頃の運用保守に追われモダナイズを検討する時間が確保できない、そのようなお客様はNI+C IBM i AMSでサポート
・アプリ保守を手放したいお客様にも最適
(※1)AMS:Application Maintenance Service
3.アセスメントサービス
現行資産可視化分析とアセスメント結果を基に、DXに関するお客様要件と現状アプリケーションを考慮したモダナイゼーションの方向性についてご提言します
・お客様のDX検討内容をヒアリング
・資産可視化ツールを使用した資産の棚卸
・棚卸結果とお客様のDX検討内容を踏まえたアセスメント
4.IBM i アプリケーションモダナイズ
積極的に攻める業務としっかり守る業務を見極め、DXに向けたシステムのバリューアップをご支援します。
◇ ユーザーインターフェース刷新
・5250画面のWeb化対応
・API化によるモバイルデバイス対応
◇ ソースコードのモダナイズ
・攻める業務のスライスアウト対応
◇ アプリケーションのモダナイズ
・APIによる他サービスとのデータ連携対応
etc.
導入によるメリット
NI+CがIBM i モダナイゼーションで解決します
IBM i (AS/400)ユーザーの抱える主な課題(ビジネス変革に対する制約)に関してNI+Cでは以下の解決策を以ってIBM i モダナイゼーションを推進します。
インフラとアプリケーションの2軸で考えるIBM i モダナイゼーション
IBM i モダナイゼーションの進め方
STEP1~5のモダナイゼーションの戦略・計画を経て、実行フェーズを実施します。