【参加レポート】 IBM PartnerWorld Leadership Conference 2017
IBM PartnerWorld Leadership Conference 2017(以下、PWLC 2017)は、アメリカ ラスベガスにて、2/13~2/16の4日間にわたり開催されました。カンファレンスへは、約1,400名のIBM社員とIBM協業パートナーが参加。日本情報通信(以下、NI+C)グループからは須崎副社長含め6名が参加しました。
【Ginni Rometty 講演概要】
初日には、CEOのGinni Romettyより、「コグニディブ時代における戦略」と題し、講演がありました。
アーキテクチャーは今まさにシフト期にあり、今後数十年の成長を決定づけるものであるため、お客様へどのようなアーキテクチャーをご提案・ご提供するかが非常に重要であると述べています。
Ginni Romettyは、今後コグニティブ時代を乗り切るため重要なアーキテクチャとして、3つのプラットフォームを挙げています。
1.(Watson)データ・プラットフォーム
構造化データだけでなく、非構造化データにも対応したオープン・プラットフォームである必要があり、自社のデータ活用だけでなく、エコ・システムの活用も検討すべきである。
2.Cognitive /AI プラットフォーム
AI はさまざまな業種、領域で利用され、お客様のさまざまな要件に応え、幅広いソリューションが提供できるよう、プラットフォーム化すべきである。5年後にはあらゆる決断にAIが関わってくるであろう。Watsonは2017年までに10億人にサービスを提供し、英語のほか8言語に対応していく。
3.クラウド・プラットフォーム
コグニティブの競争に勝つための鍵であり、コグニティブを提供するためのパワフルなメカニズムである。多数のクラウドサービスが存在する中で、IBMはレガシーの価値あるデータが活用可能なHybrid Cloudを提供しており、IoTやブロックチェーンにも対応している。
また、会期中には2つの受賞について発表が行われました。
NI+Cは、IBM Beacon Award 2017のファイナリストとしてOutstanding Security Solutionを受賞したほか、IBM Choice Award 2017 にてHigh-Performing Solution Provider – Japanを受賞しました。
IBM Choice Award 2017に関する詳細は、↓下記サイトをご覧ください
https://www.niandc.co.jp/news/20170216/
写真右:IBM Executive: Mike Gerentine, Global Vice President, Channel Marketing