HubSpot<第2弾>HubSpot CRMとは?
投稿者:fukuda erii
NI+C マーケソリューションチームです:)
本Tech Blogでは、HubSpotソリューションを紹介していきます。
第2弾では、
CRMの概要、及びHubSpot社が提供するCRMツールであるHubSpot CRMについてご紹介します。
CRMとは?
そもそも、CRMとは、「Customer Relationship Management」の頭文字をとった言葉で、「顧客関係管理」を意味しており、「顧客とのやりとりの情報を集約して管理する」という概念、またはそれを実現できるツールやシステムのことを指します。
同じ顧客の情報であっても部署ごとにバラバラに管理されているケースが多く、社内共有や営業活動など顧客対応に活かすことができていないという声をお客様からよく耳にします。
そのような課題を解決するために、CRMツールを活用することで、混在していた顧客情報(属性データ、行動データ等)を一つにまとめて管理できるようになり、顧客ごとに応じた適切なアプローチが行えるようになります。
HubSpot CRMとは?
HubSpotが提供するソフトウェアの中で、HubSpot CRMは、各HubSpot製品のデータベースとして機能しています。
HubSpot CRMでは、顧客情報や問い合わせ内容の管理はもちろん、データ分析機能などが搭載されており、
今回はいくつか代表的な機能をご紹介します。(機能詳細は別途TechBlogでご案内予定です!)
- ダッシュボード機能
- コンタクト管理機能(データベース)
- リストのセグメント機能
- プロパティー(フィールド)機能
1.ダッシュボード機能
CRMツールのメイン機能となるのが、顧客管理機能です。
顧客情報を確認をする画面は以下のようになっており、紐づいている情報を、ダッシュボード形式に閲覧することができます。例えば、所属している会社名や、メールの開封有無、フォーム送信の履歴等データを、顧客の属性データと共に見ることができます。
2.コンタクト管理機能(データベース)
HubSpot CRMでは最大100万件のコンタクトを格納でき、属性データや行動データを顧客情報として保管することができます。
HubSpot CRMでは、コンタクト、会社、取引、チケット、任意のデータベースが用意されており、それぞれの顧客情報に応じたデータベースに保存し、管理することが可能です。
データはファイル形式でのインポート他、HubSpotが提供しているマーケットプレイスから任意のアプリを選択し、ツール間でデータを自動インポートすることも可能です。
3.リストのセグメント機能
顧客の属性情報や、ページビュー、フォーム送信、Eメールの開封有無やクリックなどをもとに条件を設定し、GUIで簡単にセグメントしたリストを作成することができます。
ここで作成したリストは、特定のメールの送信対象者を抽出することやHubSpotのカスタムレポートなどで用います。HubSpotでは、SQLを操作せずにリストの作成が可能になっており営業担当者や、マーケティング担当者自身で操作し、欲しいリストを手に入れることが可能です。
4.プロパティー(フィールド)機能
顧客情報を1つに集約したあと、詳細情報を簡単に確認することや、適切なプロパティー(フィールド)を作ることが重要になります。HubSpot CRMでは、デフォルトで提供しているコンタクト、会社、取引、チケットのデータベースごとにプロパティーを作成することができ、自由にカスタマイズすることで、顧客の情報管理を簡単に行えるようになります。
フィールドタイプもさまざまな型が用意されており、GUIで簡単に作成することができます。
HubSpot CRMの魅力
HubSpot CRMの魅力として、先述の一般的なCRM機能の他に、営業支援機能(SFA)やマーケティング支援機能(MA)が備わっている点があります。ここでは、それら機能の一部をご紹介します。
・フォーム/ランディングページ機能
HubSpotでは、Webフォームやランディングページを、ドラッグアンドドロップで誰でも簡単に作成することができます。
フォームから得た情報は、そのまま自動でHubSpot CRMに取り込まれるため、データを連携する手間もなく、回答の収集から蓄積までをまるっと行うことができます。
また、一般的なWebフォームだけではなく、Webサイトページのバナーや、ポップアップフォームも作成でき、より魅力的なWebサイトを作ることができます。
・GmailやOutlookとの連携も可能なメール機能
冒頭でも述べたように、HubSpot CRMでは単に顧客データを蓄積するだけではなく、メールを通した施策の実施や営業の効率化が可能となる機能を提供しています。
そんなメール機能では、ドラッグ&ドロップによりGUI上で簡単に、本格的なメールコンテンツを作成することができます。さらに、GmailやOutlookといった主流なメールアプリと連携することで、GmailやOutlookの画面上からHubSpotに蓄積した顧客情報(例えば、その顧客の会社情報や、取引のステータスなど)を一目で確認したり、GmailやOutlookから配信したメールの送受信・開封の有無をHubSpot CRMに自動で記録したりすることができます。
他にもHubSpot CRMでは、他のHubSpot製品(Sales HubやMarketing Hubなど)と組み合わせることで、営業活動の進捗管理やマーケティング支援などの機能をより拡張することができます!
以上、簡単ではありますが、HubSpot CRMとは?の説明をしました。
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