GWS Google MeetのPicture in Pictureを試す
投稿者:常田 秀明
先日( 2022/06/17 )発表されたGoogle Meetの機能を試してみます。
Picture in Pictureとはどんな機能?
Meetの画面を小さく、ブラウザから別の小窓に表示してくれます。(ピクチャーインピクチャーという言葉は、今の世代の人には馴染みがあまりないかもしれませんがTVで別のチャンネルを小さく右下に表示してくれる機能です)
このような感じに、本来はブラウザ内に表示されるべきものが外に飛び出してきます。
- 大きさは自由に変更できます
- 中に分割して映るのは4人分の画面まで
- 画面共有はしていればそのままのバランスで縮小される
- 縦長とかには変更できない(拡大・縮小のみ)
- マイク・ビデオのON/OFFと会話の終了ボタンは押せる
- 仮想ウィンドウを移動しても常に同じ位置の一番手前に表示される ※Macのみ確認
どんなときに使うと便利?
大画面やマルチディスプレイの人には実はあまり響かないかもしれませんが画面が小さいと他の作業をしながら説明したいときなどあると思います。その際に共有しているMeetの画面を小さくして表示しながら手元では作業をするというのが便利にできそうです。
Multi-Pinning (マルチピン)ってなに?
ニュースレターにある、タイトルではPicture in PictureとMulti-pinningとありました。これ前からあったとは思うのですが拡大する画像を複数ピンで止めれる(拡大できる)という機能です。これが複数個留めることができるという部分を指しているのかなと思います。
これが「ピン」です。
普通にピンをするとこうなります。
相手が画面共有などをするとこの様になりますね。
もう一つピンで留めると以下のようになります。
画面サイズによっても配置が変わりますが2つの拡大があるような感じで表示されます。
この様に複数のピンを付けていくと通常のWindowよりも優先して大きくなります。
画面共有の際に、共有画面が縮小されてしまった!ということもこのピンで解決しますので使ってみてください。