投稿者:ビッグデータ編集者

時の流れは早いもので。
2月にサンフランシスコで開かれましたIBMのイベントに参加してきましたので、その様子をレポートいたします。

それでは、思い出を振り返りながらレポートして参ります。
本ブログでは各セッションの細かなポイントではなく、IBM Thinkの全体間や雰囲気をお伝えできればと思います。

まず始めに、簡単にイベントの概要についてご説明いたします。
「IBM Think 2019」は、全世界120カ国から約3万人以上のお客様、IBMパートナー、IBM社員が一堂に会する、年に一度のIBM最大のイベントです。
ゼネラル・セッションや事例紹介セッション、展示コーナーなどを通じて、ビジネスや業界のトランスフォーメーション事例や最新テクノロジーが発表されます。
去年まではラスベガスでの開催でしたが、今年はサンフランシスコでの開催となりました。
PartnerWorld at ThinkもこのThinkのプレイベントとして併せて開催されました。

まず空港に到着してから会場まではUberを使いました。 

筆者はそもそもUberを使ったことがなく、サンフランシスコでデビューしましたが登録から配送依頼までスムーズに行えました。(日本でダウンロードしたappとアカウントがそのまま使えます。)
さすが本場なので車の台数は日本よりもとても多く、そこら中の車にUberのステッカーを見ました。

<Uber XLを配車依頼するといかにもアメリカなGMCが到着>IMG_0663.jpg

<今回のメイン会場のモスコーニセンターです (空が高い!)>
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<エリア内には入館証がないと入れませんので、付いたら始めにRegistrationして入館証を発行してもらいます
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<あと忘れてはいけないのがIBM Events appです。>
本イベントでは合計2000以上ものセッションが用意されており、アプリからイベントの登録/変更や、会場の確認がすぐに行えとても便利でした。

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<街のブロック一帯が会場となっていました(ひ、ひ、広い!)>
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<前のセッションが終わって基調講演に向かう途中。 にしても広い!>IMG_0851.jpg

基調講演(Chairman's Address)に到着。

これまたとても大きい会場が満席でしたので、少し遅れて入ったのもあり席は後ろの方。
(基調講演では日本語同時通訳のヘッドホン貸し出しもありました。)

基調講演に登壇された、米IBMのジニー・ロメッティ社長は、キーメッセージとして次のように述べられていました。

~ デジタル変革は第2章※1に突入しつつある。第2章とは、実験から真の変革への移行であり、またスピードと拡張性の段階でもある。 ~
※1:デジタル変革の第1章は、デジタル化・AIの対応に加え、アプリケーションなどをクラウドで提供するフェーズ

第2章のキーワードとしては以下が挙げられていました。
1.デジタルとAI
2.ハイブリッド/マルチ・クラウド
3.社会への責任

また、キーノート(Accelerating the Journey to AI)では、以下6つの新発表がありました。

①Watson Anywhere
 IBM Cloud, オンプレ、他社クラウド上でも動く、オープンで、拡張性のある AI。
②IBM Business Automation Intelligence with Watson
 AI を使ってワークフローを自動化し、AI がビジネスにもたらした効果を測定するソフトウェア。
③New End-To-End IBM Hybrid Cloud Services
 ハイブリッド・クラウドを総合的に支援するサービス。23のオファリングでクラウド移行のコンサルティング、構築、管理、移行をサポート。
④IBM Cloud Integration Platform
 オンプレ、プライベート/ パブリック・クラウド環境でサービスとアプリケーションの統合を従来の最大1/3 のスピードで実現。
⑤Industry-Leading Commercially Available Cloud Security
 パブリック・クラウドのデータ、アプリケーションに対する最高位のセキュリティ機能を提供。
⑥Code and Response
 昨年発表した Call for Code の一環として開発されたオープンソースのテクノロジーを、災害に見舞われた世界各地の救済のために活用するプロジェクト。新たに25億円を投資して展開。

<地下に広がる展示会場も散策しました。 海外のエンジニアとフランクに交流できる貴重な機会でした>
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<全部を回ろうとすると半日とか1日かかりそうでした。展示会場ツアーなんかもありましたので、是非利用されてください。>IMG_0859.jpg

<2018年10月にIBMがRed Hatの買収を発表したのは記憶に新しいですが、ブースは場所もエスカレーター降りてすぐの好立地にありました。>
(入館証のバーコードをスキャンしてもらうとRed Hat ならぬRed Capがもらえました。)IMG_0857.jpg

<実際には初めて見たIBM Q も展示されていました>IMG_0476.JPG

各セッションは朝8:30から18:00頃まで下記のカテゴリに分かれ、米IBM社員やパートナー会社の方、お客様含め事例や製品の最新アップデート情報が紹介されていました。

Data and Analytics
Watson
Marketing
Security and Resiliency
Internet of Things
Cloud
Infrastructure
Services
Industry Solutions

その中で一つ変わり種として、wellbeingに関するセッションがありました。
日本ではまだ聞きなれない言葉ですが、身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念だそうです。
私自身行くまでは言葉の意味すら曖昧でしたが、興味本位で参加してみました。
<集合時間は朝の6:30 ランニングウェアとジョギングシューズで会場の一角に集合!>
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<1時間半のセッション時間で4.5マイル(約7.24キロメートル)を海岸に沿って走りました>
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<海岸に出るまでは街中をRUN!>
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<途中Salesforce Towerを通過 確かサンフランシスコで最も高いビルだそうです>
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<海岸に出て見れた朝焼けとoakland bay bridge>
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このセッションに参加したからか、日本との時差ボケには困りませんでした。
技術とは縁遠い1時間半でしたが、貴重な体験ができたと思います。
<バレンタインデーの夜にはPIER39を貸し切って盛大な宴が催されました>
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<サンフランシスコの夜を満喫しました>
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ここで急にまとめです。

Think2019でIBMから伝わったメッセージとしては、「IBMは、ハイブリッド/マルチクラウドにおけるリーダーとしての存在を強調している」ことです。
セッションや展示ブースでたくさんデモなどを拝見しましたが、その多くは実がこれはGCPで動いているとか、AWSを使ってるといったことを強調しているのが印象的でした。
IBMのハイブリッド/マルチクラウド戦略は、IBM Cloudやその他クラウド、オンプレミスといった「環境」を意識しない戦略なのだと感じました。

今回Thinkに現地参加できたことで、技術・海外事例の情報や、各ソリューションにおけるエンジニア・ユーザの注目度など、現地に行かないと得られない収穫が非常に多くありました。
この経験を糧に、お客様へより良い価値を提供できるように努めて参ります。

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