【初心者向け】BIツール導入ガイド:ゼロから始めるデータ分析
投稿者:杉山
目次
1.はじめに
2.BIツール導入のメリット
3.BIツール選定ポイント
4.成功事例
5.さいごに
1.はじめに
こんにちは、杉山です。普段BIツール導入の提案・開発を担当しております。
本投稿では『BIツール導入ガイド』ということで、これからBIツールの導入をご検討される皆さまのご参考になる情報をお伝えできればと思います!
『データ活用』というテーマの中で、BIツールは下記のフロー図を基に考えると、データ分析を行うユーザー様が最も操作するツールにあたります。ただし、下記のフロー図は一般的なデータ分析に伴うフロー図になるため、「そもそもBIを導入するべきなのか?」といった視点でもご紹介できればと思います。
2.BIツール導入のメリット
BI(Business Intelligence)とは
一般的に企業などの組織のデータを 収集・蓄積・分析・報告(可視化)することにより、経営上などの意思決定に役立てる手法や技術のことをBIと呼びます。またBIツールは使用することで、『データを可視化して理解しやすくする』ことを目的としています。
BIツール使用例として、下記の「2021/6/29東京都新型コロナウイルス感染症陽性者数」のデータ(476名)を見てみます。
このデータのみで「性別ごとに見るとどうか?」「どの年代が多いのか??」といった質問が生まれたときに
瞬時に判断することは難しいですが、BIツールを使用した結果が以下の通りです。
これら2つの結果を見ると、BIツールを使用することで『データを可視化して理解しやすく』なりました!◎
BIツール vs Excel
導入のメリットを理解した上で、BIツール導入にあたり「Excelとは何が違うの?」というご質問を頂きます。
結論、2つのツールは全く強みが異なります!それぞれの特徴を以下にまとめてみました◎
| BIツール | Excel |
---|---|---|
データ分析方法 | 様々な指標を用いるデータ分析 | 一面的で単純なデータ分析 |
データ数 | 多い | 少ない |
データの更新 | あり | なし |
データソース | 複数のデータソースを統合 | 単一のデータソースを使用 |
レポート機能 | あり | なし |
一般的に全社のデータを活用する場面では、データソースやデータ数は多くなる傾向にあったり、データの更新が必要になるケースが多いかと思いますのでBIツールが推奨されます。一方、個人で簡単な計算や一時的な分析を行う場合などはBIツールはtoo muchである可能性があるため、Excelやスプレッドシートが推奨されるケースもあります。
3.BIツール選定ポイント
どんなBIを探すべきか
第2章で「そもそもBIを導入するべきなのか?」については判断いただけたのではないでしょうか?
このパートでは「BIツールを導入したい」とご検討中の皆さまへ向けて簡単にポイントをまとめてみました!
数多くのBIツールの中から選定する上でのポイントになるものをピックアップしましたので、是非ご参考にしていただければと思います◎
最近だと特に『BIツールの機能』の部分で『BIツール×生成AI』とユーザーの分析支援ができる機能も充実してきました!日々BIツールもアップデートされていますので、今後の拡張性も見込んでご検討頂ければと思います。
4.成功事例
Looker導入事例
ご紹介する内容は、第3章のBIツール選定ポイントにもある『データ連携方式』や『BIツールの機能』、またDWHの特徴を最大限活かすことができるBIツールとしてLookerを導入いただいた事例です。是非ご覧ください。
5.さいごに
今回は『BIツール導入ガイド』ということで、BIツールを導入するメリットや選定する上でのポイントについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?弊社では『BIツール導入のご相談~PoCの実施~運用・保守のサポート』と承っております。疑問点などございましたらお気軽にお問い合わせください!