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ページネーション対応APIのIBM App Connect上での実装について

投稿者:平間 博

こんにちは。

私たちIntegrationチームはシステム/アプリケーションを統合するソリューションエンジニアであり、API、メッセージ・データ、ファイルを使った様々なデータソースやアプリケーションの統合において、製品の選定から設計・構築、そして導入後のサポートを行っております。

このBlogでは、前回のテーマで扱った環境で作成したフローを使って、ページネーション実装のノウハウをご紹介します。

ページネーションの追加

APIにページネーションを実装する場合、バックエンドに位置するデータソースの特性を確認することが必要です。

今回は、前回のテーマで作成したフローを利用して作っていきますため、AWS DynamoDBからデータを分割取得するにあたって「取得行数」と「最終取得行キー」を使っていきます。

前回作成したフローにページネーションを加えた実装イメージを示します。

ページネーションの実装!

前項で説明した構成に基づきフローを実装していきます。

なお、今回のフロー開発はIBM App Connect Enterprise as a Serviceが標準提供するWeb版開発Toolsである「App Connect Designer」を使っていきます。

(1) AWS Sig4 APIの準備

前回、使ったフローをAPIとして公開しているため、それを再利用していきます。

(2) ページネーションAPIの作成

APIの準備が済んだため、ページネーションテンプレートを使って実装します。

以上、IBM App Connectによるページネーション対応APIの実装手法に関するご紹介となります。次回はAspera APIを使った独自のレポート機能の作成方法についてご紹介します。

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