【イベント参加レポート】Treasure Data Connected World 2024
投稿者:吉田
NI+C マーケソリューションチームです:)
Treasure Data CDPの最大イベント「Treasure Data Connected World 2024」が、2024年11月21日に東京の六本木にあるグランドハイアット東京にて開催されました!!
私も、このイベントに参加し、最新のCDPトレンドに触れる貴重な機会となりました。
本レポートでは、イベントのハイライトを皆様にお届けします!
1.Treasure Data Connected Worldとは
Treasure Data Connected Worldは、データ活用の最前線で活躍する企業や専門家が一同に集う、年に一度の業界最大級のイベントです。Treasure Dataの最新技術やビジョンが発表される基調講演や、業界を牽引するリーダーたちが具体的な活用事例を共有するセッションが多数開催されます。
今年のイベント内容としては、主にリアルタイムデータとAIを活用した最新技術や最新の動向がメインとなっておりました。
なお、日本情報通信はGOLDスポンサーとして出展させていただきました!
2.基調講演・セッション
基調講演では、まずTreasure DataのExecutive Chairman&Co-founderである芳川 裕誠氏が登壇し、Treasure Dataの理念と基盤となる技術について深く掘り下げました。
続いて、CEO & Co-founderの太田 一樹氏が登壇し、昨年のTreasure Data Connected World以降のCDPの進化を振り返りつつ、2つの画期的な新機能を発表しました。
- Treasure Data Live Connect(Zero Copy) ※2024年春頃に提供開始
新機能として、Treasure Data Live Connect(Zero Copy)が加わりました。
これは、各データプラットフォームのデータに直接アクセス・共有できる機能となっています。
昨年の基調講演紹介された、BatchとReal timeのCDPにZero Copyが加わったことで、さらに高度なデータ活用が可能になりました。
現時点では、Databricks、Snowflakeへのクエリベースの直接アクセスに対応しており、近日中にAmazon Redshift、Google BigQueryへの対応も予定されています。
- Treasure Data AI Framework
この度、待望のAI機能がリリースされました!
- Marketing Copilot
AIを活用して、CDP内の顧客データと対話しながら、顧客分析の提案から実行までをサポートする機能です。デモでは、AIが提案した結果に基づいてセグメントを作成し、より精度の高いマーケティング施策を実行できることを確認できました。 - AI Email Studio
AIが、CDP内の顧客属性情報に基づいたパーソナライズされたメールコンテンツのひな型を自動生成してくれる機能です。
今までEメールコンテンツを作成する機能が備わっておりませんでしたが、遂にTreasure DataでEメールコンテンツを作成することが可能になりました! - Build Your Own AI
Treasure Data上で、独自のAIモデルを開発できる機能です。
デモでは、日本語対応のAIを作成するなど、多言語に対応できることが確認できました。
- Marketing Copilot
基調講演後には、多岐にわたるセッションが開催され、CDPやAIの具体的な活用事例が数多く紹介されました。
特に、ユーザーコミュニティのセッションでは、各業界の最前線で活躍するユーザーから、CDPの具体的な活用事例や課題、そして今後の展望について貴重な意見を聞くことができました。
3.イベントの様子
会場には多様なブースが設けられており、基調講演で発表されたAI機能を体験できるTreasure Data Showcaseもありました!
各企業が最新情報やサービスを紹介するキオスクも設けられておりました。
日本情報通信もキオスクを設けさせていただき、Treasure Data CDPにdocomoデータとEngage Crosを掛け合わせた活用事例についてご紹介させていただきました!
基調講演とセッションの後には、ネットワーキングの時間があり、各企業の方々と交流できる場となっておりました!
4.まとめ
Treasure Data Connected World 2024は、データ活用の最前線を体感できる貴重なイベントでした。
特に、「Treasure Data AI Framework」をはじめとする新機能は、データ分析やマーケティングの効率化に大きく貢献すると期待されます!
新機能については、今後Tech Blogにて詳しくご紹介させていただきますので、ぜひご期待ください!!
来年のTreasure Data Connected Worldも引き続き注目していきたいと思います。
長文にお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
Treasure Dataにご興味を持たれた方はぜひ「こちら」からお問い合わせください。