【CES出展】「musubiii」正式リリースに向けたヒアリング活動を実施中
投稿者:野中
こんにちは、エンタープライズ第二事業本部第三営業部の野中です。
先月の1/7~1/10にかけて、ラスベガスにてCESが開催されました。
NI+Cブースにもたくさんの方にお立ち寄りいただき、大盛況のうちに終了いたしました。ブースにお越しくださった皆さま、ならびにこれまで応援してくださった皆さま、ありがとうございました。
さて、私たちがこの度発表したアプリケーション「musubiii」。

その開発の裏側で、正式リリースに向けた活動の一環として、「musubiii営業展開チーム」を発足して活動しています。
musubiii営業展開チームは、CES出展に向け対応しているメンバーの中から「せっかく美術館・博物館向けアプリを作るのだから、博物館/美術館の方のご意見をCES来場者に届けたい」「CES2025展示の先を見据えた行動を起こしたい」という思いを持ったメンバー有志により構成されています。
私をはじめとした営業経験者だけでなく開発メンバーもいる、”双方の意見を聞きつつ対応できる”メンバー構成となりました。
チーム発足後の壁・・・
「どこにヒアリングするか、ヒアリング先はどのように見つけるのか」
CES出展については社内のキックオフ、社長メッセージでも取り上げられており、社員の認知度もあるはず。そこから社内の掲示板からCES出展までのヒアリング先の募集を実施しました。1000名いる社員なら誰かからつながるはず・・・その願いを込めて。
弊社のお客様経由での打診、掲示板を見た社員からの紹介・・・こうした活動の末、十数件のヒアリング先を見つけ出すことができました。
そしてそこから、アプリのコンセプトや想定ユースケースをもってご連絡を取り、実際に6カ所の企業様・施設の方にヒアリングを実施することができました。
エフェクチュエーション「手中の鳥の原則」
突然ですが、みなさんはこの「エフェクチュエーション」という考え方をご存知でしょうか?
エフェクチュエーション(effectuation)とは、成功した起業家の思考や行動の共通点を体系化した論理のことです。英語で「(期待する結果をえるために)有効な、効果のある」を意味する形容詞「effectual」と、変化をもたらす働きかけを意味する接尾語「-ation」を組み合わせた言葉です。
そして、その中の原則の一つである「手中の鳥の原則」は、自分たちが持っている情報やつながりをビジネスに生かす考え方です。
エフェクチュエーションでは、目標を最初に設定するのではなく、現在の手段や状況を活用しながら新たな可能性を見出していくことを重視しています。
今回のCES出展の活動では、実はこの「エフェクチュエーション」という考え方を、メンバー全員が念頭に置いて活動していました。
そしてまさに今回、チームメンバーの知人経由等の情報網の活用によるヒアリングを実現した営業チームの活動は「手中の鳥の原則」にあてはまると考えます。新しい方法を探すのではなく、今手の中にある方法で新しい何かを創造するという原則です。
自分の持っている”縁”を仕事に使うのに抵抗のある方もいるかもしれません。ですが、みなさんにも自分と違う業界の方との会話の中で気付きを得られた経験があると思います。
私自身も友人経由で美術大学の方、地方創生ビジネスを手がけているNPOの方と会話することで、Musubiiが活用されるためのエッセンスを得ることができました。
そこから新たな気付きを得られることも多いのでぜひ皆さんもエフェクチュエーションを意識して今自分にできることに取り組んでみるのはいかがでしょうか。
自分が思っている以上に新たな気付きを得られる可能性を秘めているかもしれません。”ご縁を大切に”。
続報をお楽しみに!
CES出展PJチームでは、今後もmusubiiiの開発やリリースに向けた準備、イベント出展情報等をブログでお届けする予定です。
引き続き、応援よろしくお願いします!

