Technical Blog テクニカルブログ
  1. HOME
  2. テクニカルブログ
  3. Aspera on Cloud APIのusage_reportsから取得できるデータ特性を解説

Aspera on Cloud APIのusage_reportsから取得できるデータ特性を解説

投稿者:平間 博

こんにちは。

私たちIntegrationチームはシステム/アプリケーションを統合するソリューションエンジニアであり、API、メッセージ・データ、ファイルを使った様々なデータソースやアプリケーションの統合において、製品の選定から設計・構築、そして導入後のサポートを行っております。

このBlogでは、Aspera on Cloud APIを使ってファイル転送量に関する統計データを取得する方法とデータの取り扱い方について解説します。


Aspera on Cloudは転送量ベースサブスクリプションライセンスであるため、利用推移をトレースすることは契約者に取って重要なアクティビティとなります。

しかし、トレースするためにはAspera on Cloudへログインして利用率のダッシュボードを目視確認する必要があり、アナログ的な対応が求められます。

そこで、Aspera on Cloud API※が提供する「usage_reports」を使って監視などの運用スキームに消費動向をトラックする方法が有効であるため、APIの使い方とAPIを通して取得されるデータの特性をお伝えします。

APIの使い方は、以下のコードサンプルを御確認ください。トークンの取得方法は「Aspera APIを使った独自レポート生成方法のご紹介」を参考にしてください。

●APIコールのサンプル(Node.js)

サンプルが示すAPIのURLは、「https://hostname/path」からなりますが、これはAPIリファレンスと異なっています。これはAPIリファレンスで示されるURLは恐らくURLリライトがかかることが前提のようですが、現状ではコールできません。APIの利用を検討される場合、APIのエンドポイントについてはIBM Supportへ確認するか、当Blogのように実績を調査することを推奨します。

Aspera on Cloud APIの「usage_reports」から取得されるデータ形態は、以下のデータフォーマットになっています。

●データフォーマット

実際に取得する場合、月毎に分割されたデータ群(配列)が返されます。
ただし、Standard+エディション以上ではノードとワークスペースが複数存在することもあるため、更にデータはノード別、そしてワークスペース別に分割されます。このため、月当たりの消費動向を求める場合は、以下のように集計していきます。

この時に注意が必要なのは、契約者によるノードやワークスペースが削除可能である点です。

ノードやワークスペースが削除されても「usage_reports」より提供されるデータ群から実績が消失することはありませんが、ノードリストやワークスペースリストをAPIから取得して突合している場合、リストに登場しないノードIDやワークスペースIDが「usage_reports」より提供されるデータ群に出現するため、転送量の集計から漏れることがあり得ます。

そうした例外対応に配慮したコードサンプルを以下に示します。

●集計処理のサンプル(Node.js)

以上、Aspera on Cloud APIが提供する「usage_reports」を使った転送データの取得と集計方法について説明しました。

今後もAsperaに関する情報発信を企画し、お届けしていきます。

※ Aspera on Cloud APIリファレンス

https://developer.ibm.com/apis/catalog/aspera–aspera-on-cloud-api/Introduction

ページのトップへ