【Google Cloud Next Tokyo ’24 振り返り】Looker Extension Frameworkを使用した案件管理 デモ動画
投稿者:杉山
1.はじめに
こんにちは、杉山です。
先週はパシフィコ横浜 ノースにてGoogle Cloud Next Tokyo ’24が開催され、弊社のブース・セッションにも大変多くの方々に足を運んでいただきました!改めてありがとうございました。
本投稿では振り返りとして弊社のセッションにてご説明いたしました社内事例のLooker部分のみ抜粋してご紹介いたします。Looker Extension Frameworkの機能を重点的に説明した動画をご用意しておりますので、ご興味お持ちの方はぜひご覧ください!
2.前提
- 製品:Looker
- ユースケース:SIerにおける案件管理
- 目的:日々の案件状況を分析し、既存案件の対応方法や今後の施策を検討する
3.動画内容
動画は5分半程度となっております。
4.最後に
実際使用していく中でGemini × Lookerの組み合わせにより以下のような効果がありました。
【Dashboard Summarization】
- データ活用スキル有無にかかわらず、ダッシュボードを使用するユーザーが同じ結果を得られる
- ダッシュボードを使用するユーザーのデータ活用スキルによって得られる結果が異なることがあります。そのような場合にサマリーが表示されることで、ダッシュボードから読み取る情報が個人のスキルに左右されなくなりました。
- ネクストアクションを提案されることで、分析結果を次に繋げることを意識しながら分析を行うことができる
- どんなに良いダッシュボードを作成しても、ダッシュボード止まりになってしまうユーザーは一定数いると思います。そのようなユーザーに対し、運用でフォローではなく、ダッシュボード内でフォローできるのは画期的でした!
【Explore Assistant】
- データ探索→グラフ作成の手間がほぼなくなる
- どのようなデータが社内にあるのかを理解していないユーザーからすると、データ探索は少しハードルがあるのではないでしょうか。。。そういったユーザーに対し、自然言語で知りたい情報を伝えると、当てはまるデータ項目を選択してグラフまで作成してくれるという便利な機能でした。
今回のデモ動画では弊社の事例である「案件管理」をご紹介しましたが、データ活用スキルや運用面での課題は業界に限らずよくある課題かと思います。弊社では本投稿でご紹介しているExtension Frameworkの開発含めご支援可能ですので、ご興味がございましたら本件お問い合わせいただければと思います。