NI+Cの常田です

SoftLayer上で仮想サーバは、2種類のディスクから選択することができます。
この際に選択ができるのは、

  • ローカル (ハイパーバイザーの物理的なサーバに内蔵されているディスク装置)
  • SAN(ハイパーバイザーの外側に設置される外部ディスク装置)

です。選択できるのはどちらか片方のタイプになりますので注意しましょう。
ローカルは耐障害性には弱いですがその分、ハイパーバイザー上の内蔵ディスクになり速度が早いのがポイントです。

費用の比較

機能面では比較にはなりませんが、費用面では安価である「ObjectStorage」サービスの月額1G容量は $0.04/G/Month となっています。

SANディスク

SANディスクは、4本追加で接続が可能です。
容量は10Gから2Tまでが選択することが出来ます。

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見ていただくとわかるように、2Tの時点では容量単価が $0.0558/G/Month です。
このSANディスクは、容量が増えればその分費用が安くなる変動タイプです。

ローカルディスク

ローカルディスクは、1本追加で接続が可能です。
容量は25Gから300Gまでが選択が可能です。

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固定で $0.0400 /G/Month になっています。また東京DCではローカルディスがSSDストレージで構成されています。非常に安価かつ高速に動作しますが300Gのディスクを1つ計400G(100+300)の構成しか取れないところが残念です。

まとめ

この結果から、SANストレージの2TであればObjectStorageの $0.04/G/Month にかなり近い $0.0558/G/Month となっています。Cephなどのストレージサーバを作りたい場合には、仮想サーバ(2T*4本=8TByte)を上手く利用したいですね。その際にはSANストレージなのでサーバのネットワーク帯域を1Gにアップグレードしておくのがオススメです。