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【インド研修】インドを体感!異文化を理解するNI+C若手社員インド研修10日間

投稿者:久保田

こんにちは、NI+C の上田、久保田、星川です。

techblogインド研修シリーズの「研修全体概要・python編」「英語編」では研修の内容について紹介しました。今回は、趣向を変えて現地視察と観光、異文化体験の内容をシェアしたいと思います!インドならではのアクティビティが満載で異文化を理解する貴重な経験でした。いくつかピックアップしてご紹介します。

目次

1.CIC社様オフィス&NTTデータセンター視察
2.観光
3.異文化体験
4.おわりに

1.CIC社様オフィス&NTTデータセンター視察

本研修では、トレーニングの他にも、CIC社様のインド法人オフィスとNTTデータセンターを視察させていただきました!
CIC社様は日本に本社を持つ独立系IT企業でソフトウェアに関する幅広い事業を展開されています。今回の研修はCIC社の元で実施させていただきました。
CIC社様のインド法人オフィスは、STPI(Software Technology Parks of India:インド全土の主要都市に拠点を持ち、地域情報技術産業の成長と開発を促進する組織)の建物にあり、中を見学させていただきました。
また、会議室にて開発しているアプリケーションについてや、勤務の様子についてご説明いただきました。夜勤があることや、自宅からオフィスまで4時間程度かかる方もいるとお伺いし、リモートワークで働かれている方もいることを知ることが出来、日本の会社の勤務形態と同じ側面も知ることができました。

また、チェンナイにある、NTTデータセンターの視察にも伺わせていただきました。
データセンターのサーバーの管理についてご説明いただき、実際の監視パネルやサーバー室等を拝見しました。セキュリティの関係で、内部の写真撮影はNGだったのですが、DC全体は想像以上に広くて驚きました。また、見学の際は防護のため、ヘルメットやメガネ、靴が貸し出され、以下のような服装で見学をしました。

2.観光

視察の他に、CIC社様主催のチェンナイ異文化体験ツアー、休日にはバスを手配してチェンナイの街を散策しました。以下にて、視察の様子や観光した場所や体験したことをピックアップしてお伝えしていきたいと思います!

・マハーバリプラム Shore Temple
マハーバリプラムは、ベンガル湾に臨む、かつての港湾都市に散在する数多くの寺院や彫刻から構成される世界遺産です。6世紀以降、マハーバリプラムは東西貿易の拠点として発展し、多くのヒンドゥー教寺院が建立されただけでなく、商人によって様々な近隣諸国に建築様式や彫刻技能が伝えられ、文化交流の拠点となりました。Shore Templeは、ベンガル湾のビーチの隣にある寺院群の世界遺産です。

・マハーバリプラム クシュリナバターボール
クリシュナのバターボールは、岩でできた丘の中腹に、絶妙な角度で止まっている、直径約10mの巨大な岩です。その名前の通り、バターボールをナイフで切ったような形をしています。自然の産物なのか、人が作ったものなのか、確実な学説は不明となっていますが、この地帯には他にも大きな岩がごろごろと転がっていました。

・Dakshina Chitra (ダクシナチトラ)
ダクシナチトラは、南インドの芸術や建築、工芸、舞台芸術などを展示している、まるでとある村を訪れたかのような体験が出来る博物館です。

また、ヘナタトゥーの体験をしました!
ヘナという植物で肌を染めることは、縁起もの・幸運を招くものとして伝えられており、お祝い事や祭りの際に行われることが多いようです。
2時間程すると、ペンで描いていただいた染料が固まり、ぽろぽろと剥がれ、模様が肌に染み込みました。ヘナタトゥーは2週間程度で自然に落ちてしまいましたが、とても良い体験になりました。

・ビーチ付近の街を散策
休日には、ベンガル湾に面したビーチの近くにある街を散策しました。
街にはスパイスや小物の店等、色々なお店があり、お土産を購入しました。

3.異文化体験

・インド伝統料理の体験
研修初日のお昼は、インドの伝統料理を現地の方に食べ方をレクチャーしてもらいながらいただきました!
バナナの葉っぱの上にカレーやビリヤニ、ナンなど多種多様な料理が盛り付けられていました。
食べるときは右手だけを使って食べるのがマナーで、実際にやってみると食べるのがなかなか難しかったです。

・インドの治安
ショッピングモールでは入場時に荷物検査があり、男性用と女性用それぞれの身体検査機がどのショッピングモールにも設置されていました。
また、チェンナイ空港でインドから出国する際の手荷物検査が厳しかったです。手荷物検査の係員は軍服を着ていて迫力がありました。
モバイルバッテリーや盗難防止用のセキュリティワイヤーで引っかかる人が多かったですが、持ち込むことは可能でした。

・インドの飲酒習慣
宗教の影響からかお酒を飲む人が少ない印象を受けました。
スーパーにもお酒は売っておらず、ホテル内のバーやラウンジでお酒を飲むことができました。

・インドのトイレ
基本的に洋式トイレでした。トイレにはウォシュレット用のシャワーがあります。流すボタンは大きいボタンが一つだけある形です。
ウォシュレット用のシャワーの水圧は普通のシャワーよりもとてつもなく強く加減して使用する必要があります。また、流れる水圧は日本と比べて弱く、詰まりやすいため注意が必要です。

・チェンナイの街の様子

こちらは宿泊したホテルからの景色となります。チェンナイの中心地から離れていることもあり、あまり大きなビルなどはありませんでした。

これらの写真は道にいる牛や野犬です。
インドに行く前から野犬がたくさんいると聞いてはいましたが、そこら中の道路に犬、牛がいました。また、観光地には犬、ヤギもいました。基本的には暴れているような犬はいないため、刺激をしない限り噛まれる心配はないように感じました。

・インドの交通
大きく右車線、左車線に分かれていますが、逆走している車、オートリキシャが多くありました。車間距離はとても近いです。また、信号はそこまで多くないため、車道を歩いて渡る人も多くいました。常にクラクションが鳴っている光景がとても印象的でした。

・インドの水事情
インドの水道水は日本人には合わないということは事前に周知されていたので、飲み水はもちろん、歯磨きにもミネラルウォーターを利用していました。
水道水をわざわざ飲むようなことはしなければ、おなかを壊すようなことはありません。
実際に研修に参加した人の中でおなかを壊した人はいませんでした。
ホテルのシャワーの水は多少硫黄の匂いがしました。
日本の水道水の安全性を改めて実感できました。

4.おわりに

以上がインドでの現地視察と観光、異文化体験の内容になります。
日本では考えられないような光景を目にする機会が沢山あり、非常に良い経験となりました!
日本のあたりまえが海外ではあたりまえではなく戸惑う場面が多々ありましたが、徐々に受け入れていくことができました。こういった柔軟性はビジネスをする上で重要な要素だと感じました。また、異文化を理解する広い視野を持つことは新しいアイディアにつながっていくと感じました。今回得られた学びを普段の仕事や生活で活かしていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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