新入社員がCIS-DataFoundations試験に一発合格するまで
投稿者:佐仮
アジェンダ
1.はじめに
はじめまして。クラウド事業本部の佐仮です。この度、ServiceNowの認定資格である Certified Implementation Specialist – Data Foundations (CMDB and CSDM)(以下、CIS-DF)に合格しました。
私は2025年4月に入社し、11月からServiceNowの学習を開始した初学者です。同年12月にServiceNowの基礎的な管理操作を問う認定資格であるCertified System Administrator(以下、CSA)を取得し、そのステップアップとして今回CIS-DFに挑戦しました。
CSAの学習方法については、先輩のテックブログが非常に参考になりましたので、これから学習を始める方はぜひ併せてご覧ください。
本記事では、2026年2月に合格した際の学習方法や、試験対策として効果的だったポイントを共有します。特にこれから上位資格を目指す初学者の方の参考になれば幸いです。
2.ServiceNow認定資格 CIS-DataFoundations(CMDB and CSDM)とは
CIS-DF試験の概要について紹介します。CIS-DFはServiceNowプラットフォームにおける「データ管理の土台」となる、CMDB(構成管理データベース)やCSDM(共通サービスデータモデル)の設計・構築・運用に関する専門的な理解が問われる認定資格です。
続いて、CIS-DF試験の出題形式についてです。CSAでも見られた複数の選択肢から1つ及び複数を選択して回答する選択式の問題に加え、用語とその説明がそれぞれ書かれたカードを適切に結びつける問題も含まれていました。CSA等よりも問題数の多い全75問で構成されていますが、試験時間は変わらないため、1問にかけられる時間が他のServiceNow資格より短く、スピード感のある回答が求められます。
データ基盤やデータの整合性についての知識を問われるため、ServiceNowのどの製品を導入する際でも基礎となる試験内容です。そのため、2025年12月からCSA以降の上位資格である以下の資格を取得するにはCIS-DFの受験が必須となりました。
- Certified Implementation Specialist – Discovery
- Certified Implementation Specialist – Hardware Asset Management
- Certified Implementation Specialist – IT Service Management
- Certified Implementation Specialist – Security Incident Response
- Certified Implementation Specialist – Service Mapping
- Certified Implementation Specialist – Software Asset Management
- Certified Implementation Specialist – Vulnerability Response
また、すでに上記の資格を取得済みの方も2026年12月までにCIS-DFに合格しなければ所持している上位資格が失効してしまいます。こうした理由から、CIS-DFの受験を急がれる方も多いのではないでしょうか。
詳細は下記試験仕様書及びナレッジベースをご確認ください。
- Certified Implementation Specialist – Data Foundations (CMDB and CSDM) メインライン試験仕様書
- Why the CIS – Data Foundations (CMDB and CSDM) exam is a prerequisite for select certifications
3.学習方法のポイント
まず、CIS-DF試験の学習期間はServiceNowの試験仕様書にある推奨コースの受講を含め約70〜80時間でした。試験に向けた学習で特に効果的だったポイントは以下の二点です。
- 推奨コースの内容はAIに翻訳・解説させ、自身は理解に専念する
- ナレッジチェック(コース内の確認テスト)を繰り返し解くことで用語を網羅する
ポイント① 推奨コースの内容はAIに翻訳・解説させ、自身は理解に専念する
最初に、ServiceNow University内で受講できる以下の二つのコースを受講しました。
- Configuration Management Database (CMDB) Fundamentals On Demand [日本語]
- Common Service Data Model (CSDM) Fundamentals [日本語]
推奨コースのうちCSDMは日本語の字幕があるものの全編英語音声であったため、社内で使用できるAIを活用し、コースの内容を翻訳・解説させることでインプットの負荷を軽減しました。
また、わからない用語や仕組みが出てきた際には、AIの解説を読んだうえで疑問点をAIに質問し、理解が深まったところで「この仕組みは〇〇ということですか?」と自分の言葉で解釈をAIに提示し、認識が正しいかを確認してもらいました。この方法によりインプットとアウトプットを同時に行うことができ、知識の定着につながりました。
ポイント② ナレッジチェックを繰り返し解くことで用語を網羅する
試験問題の傾向を掴み、知識の抜け漏れを防ぐためにナレッジチェックを繰り返し解きました。間違えた問題は該当するコース資料で復習し、不正解の選択肢についても「なぜ不正解なのか」を説明できるまで理解を深め、こちらでも解釈をAIに提示して認識の確認を行いました。最終的にすべてのナレッジチェックで全問正解するまで繰り返しました。
この取り組みにより本番ではわからない用語がほぼなくなり、高い精度で消去法を適用できました。また、ServiceNow試験特有の日本語表現や、用語とその説明を組み合わせるドラッグ&ドロップ形式にも事前に慣れることができ、本番で焦らず解答することができました。
4.さいごに
今回の記事ではServiceNow CIS-DF試験の学習方法と効果についてご紹介しました。
弊社ではServiceNow社とのパートナー契約を結び、ServiceNowを活用したソリューションも提供しています。アラート処理対応や運用リソースを抑えたいなど運用に対する悩みを解決するため、ServiceNowのITOM分野にも注力しています。
導入事例を含めた ITOMソリューションページや、ServiceNowを活用したソリューションの一つである NI+C Multicloud MSP、ServiceNow Platformスターターパッケージの紹介ページもありますので、ぜひ一度ご覧ください。ご相談をお待ちしております。
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