Google Cloud Next’19番外編 サンフランシスコに出張したので「Amazon Go」へ
投稿者:常田
AmazonのイベントではなくGoogle NEXTへ参加するためにサンフランシスコを訪れたのでかねてより気になっていたレジレス店舗を体験してきました。
Amazon Go とは
- Amazon GoはAmazon.comが運営する食料品店。最初の店舗は2016年12月5日にAmazonの新本社内にオープンしており、消費者はレジに並ばずに商品を購入することが出来るなど部分的に自動化されている。 – Wikipedia https://youtu.be/NrmMk1Myrxc
実際の利用後の所感
便利(簡単、スムース)それに尽きる。
店舗自体は、日本の小さいコンビニ程度です。縦に長い形をしており人物をトラッキングしやすくなっているのでしょうか。在庫的には飲料とサンドイッチなどの食品などが多く並んでいます。国内だとJR駅にあるKinokuniyaとかきれいめのKioskという感じです。
Amazon Goでは事前にアプリを導入しておくことで利用することが出来ます。(Amazonのアカウント、クレジットカード(日本のものでもOK)があれば大丈夫です。
店舗ではAmazon Goのアプリのバーコード画面を表示させて、入り口でタッチし入場します(JRの駅の入場のような感じです)この際に同じ会計で複数人が買いたい場合にはタッチして入場を繰り返せば可能です。ただし複数人の場合には商品の受け渡しは出来ないようなので棚から手に取った人がそのまま外に出る必要があります。
実際の仕組みわかりませんが(想像はできますが)実際の動作は非常にスムースに動いていたいました。ものを手に取ったり戻したりをしていましたが会計は普通に出来ていました。
出入り口では店員が質問に答えるなど対応をしていましたが実際の店舗に出ているのは彼一人でしたので人件費的には非常にメリットがありそうです。また出入りに対してもそのまま出ていくことが出来るのでレジとレジ待ち用のスペースの確保が不要のため狭い店内を有意義に使うことができそうです。
今回は、店舗を出て3−5分位したとこでアプリに購入商品の通知が来ました。
オレンジのバックは買い物袋のようで購入していれば無料でもらえるみたいです。値札が着いていたのでてっきり有料袋かと思ってました。
レジレス店舗ということで実際に利用してみると非常に便利です。なによりも会計に並ばなくて良い点や私のように海外での会計に不慣れな場合には金額なども分かりやすくとても便利に感じました。日本国内でもそうですが少し大きめのところだとポイントカードは持っているかとか寄付をとか色々購入時に聞かれてわからないことが多いのですがAmazon Goだと余計なことなく購入できてよかったです。
値段が高い高いと聞いていたのですが少なくとも飲料は普通の値段であるように感じました。
まとめ
まだ店内の商品の動きがぎこちない感じはしていますが今後より制度が上がることで便利になりそうです。大型のスーパーなどでは同時に監視しなければならない客数が増えるので難しいところもありそうですが狭い立地の場合レジがないということはその分商品を置くこととしても利用できるためその点でも価値がありそうでした。
仕組みとしてはRFIDを利用してないとことで全てカメラからの画像でのトラッキングだと思いますのでどのくらい誤検知が発生するのかはわかりませんが万引きやレジ間違いの度合いと比較した値を知りたいものですね。
Amazon Goはその技術よりも体験が重視される仕組みです。もし皆さまも機会があれば立寄ってみてはいかがでしょうか?
(蛇足ですが法令などの問題で現金にも対応するとニュース記事が出ていました。ビジネス的にはまだまだ課題はありそうです。 レジなし店舗のAmazon Goに法の壁? 現金支払いに対応へ