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プレスリリースでは語りきれなかった「Smart Go®」機能拡充の裏側 〜経理の悲鳴から生まれた「一元管理」の真価〜

投稿者:藤基真岳

はじめに

2026年6月10日、NTTインテグレーションは交通費精算DXサービス「Smart Go®」の機能拡充を発表いたしました。 (参考:交通費精算DXサービス「Smart Go®」の機能を拡充 ~申請・承認から経理処理までの連携を強化~

今回のリリースでは、大きく分けて以下の3つの機能追加を柱としています。

・ワークフロー機能およびタクシー等の領収書添付への対応
・自動仕訳機能
・手動入力への対応

本記事では、プレスリリースの文面だけではお伝えしきれない、開発の「裏側」と、実務にもたらす「真の価値」について深掘りして解説します。

■ なぜ「自動化」のツールに、あえて「手動入力・ワークフロー」を追加したのか? 

Smart Go®はモバイルSuicaデータの自動連携によって精算の自動化を目指すツールですが、今回あえてタクシー等の領収書添付や、切符などの手動入力、そして承認ワークフローへの対応を追加しました。
これには、現場でどうしても発生する「Suica未対応の移動に伴う小口経費(切符やコインパーキング代など)」や、「休日の利用」「誤って私的な買い物をしてしまった」といったイレギュラーな利用を、一つのシステムで一元管理したいという現場と経理双方のリアルなニーズに応える背景があります。
自動化だけではカバーしきれない実務のギャップを埋め、例外処理を含めた交通費精算の運用プロセスをSmart Go®内に完全に取り込むことが可能になります。

■ 社内経理の悲鳴から生まれた「一元管理」機能 

これらの機能拡充の裏側には、自社内でのSmart Go®全社展開を通じて得られたリアルな声があります。
実際に展開を進める中で、経理部門から「月末に集中する膨大な処理ピークをどうにかしてほしい」「誤利用や私的利用を一件一件目視で探して差し戻す作業の負荷が高い」という切実な要望が寄せられました。
こうした「社内のリアルな経理の悲鳴」を受け止め、システム側でイレギュラー利用を自動検知し、申請・承認ベースで処理できる機能を最優先で実装しました。

■ 自動仕訳がもたらす「基幹システム・ダウンサイジング」の真価 

さらに注目していただきたいのが、自動仕訳機能が持つ経営戦略的なメリットです。
企業内で処理される伝票の大多数(約9割)は、細かい小口の旅費・交通費精算などが占めていると言われています。
これらをSmart Go®内で自動集計し、各社の仕様に合わせたフォーマットで仕訳データを出力・連携することで、経理部門での手入力や目視確認といった登録作業の大幅な省力化を強力に支援します。
結果として、会社全体の会計システム(基幹システム)への負荷は劇的に下がります。これは単なる精算の自動化にとどまらず、システムのスリム化(ダウンサイジング)によるIT基盤の最適化というパラダイムシフトをもたらすものです。

■ おわりに

「終わらない目視チェックと差し戻し」に追われる経理の月末の無限ループから脱却し、バックオフィス業務を根本から変革しませんか。より詳細な新機能の仕様や、他社様での事例につきましては、こちらよりご確認ください。

※「Suica」及び「モバイルSuica」は、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。

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