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NI+C SAS<第6弾>SASトライアル環境を使ってみた【無料で使用可能】

投稿者:SASソリューション担当

NI+C SAS<第6弾>SASトライアル環境を使ってみた【無料で使用可能】

日本情報通信株式会社のSAS担当です!

本日は、無料で使用できるSASのトライアル環境を使う手順と
使ってみた感想をお伝えしようと思います。

SASトライアル環境とは、SAS社が提供しており2週間使用できるSASViyaの環境になります。
2週間という期限がありますが、延長可能で期限が切れても同じ手順で再度使用することが可能な環境です。

SASの無料トライアル環境を使用する上で必要なものはSASのプロファイルのみで、メールアドレスさえあれば無料で作成することができます。
(SASプロファイルはトライアル環境の申込画面から作成することも可能です。)

それでは早速リンク先に飛んでトライアル環境を使ってみましょう!
https://www.sas.com/ja_jp/trials.html

URLからSASのトライアル環境の紹介ページに飛び、無料体験を開始する(英語)をクリックします。

sas_viya_trial1.png

すると、SASプロファイルにサインインする or 新規で登録するページが開きます。
SASプロファイルをすでに持っている人はSign Inを、持っていない人は必要事項を記入してSign me upをクリック。sas_viya_trial3.png

SASプロファイルにサインインすると、Start Trialのボタンが表示されますので、クリックします。
sas_viya_trial4.png

若干の読み込み時間があり、利用規約が表示されます。

sas_viya_trial5.PNG

同意するとトライアル環境を使用することができます。

最初にログインするサーバーではアカウントのセットアップ画面が表示されます。
※プロフィール画像とテーマ(画面の色)の選択になります。(スキップすることも可能です)

sas_viya_trial6.png

テーマ設定後に実際にSASのViyaのログイン画面になります。
(掲載しているのはテーマをIgniteに設定した画面になります。)
sas_viya_trial7.png

ビデオを見るとクリックすると、別タブが開いてSAS Driveの特徴について説明する動画が流れます(英語:1分54秒)

最初の画面はSAS Driveの画面になります。共有とコラボレーションという名の通り、SASの各アプリケーションのハブの役割を果たしています。
左上の三本線をクリックし、各SAS製品を使用することが可能です。

sas_viya_trial8.png

こちらがSASのメニュー画面になります
sas_viya_trial9.png

  よく使うメニューは以下になります
  ・データの管理(SAS Data Explorer)
  使用可能データの管理。ローカルファイルをインポートする。

  ・データの準備(SAS Data Studio)
  新しい項目の作成や変換など既存データの加工

  ・探索とビジュアル化(SAS Visual Analytics)
  様々グラフを用いたレポート作成。

  ・モデルの作成
  (SAS Visual Data Mining and Machine Learning)
  機械学習や時系列予測のモデル作成。

  ・モデルの管理(SAS Model Manager)
  作成したモデルの管理。

  ・共有とコラボレーション(SAS Drive)
  SASの各アプリケーションのハブ。

  ・SASコードの開発(SAS Studio)
  プログラムの作成やフローを用いたデータの処理など。

データの管理を実行すると、SAS Data Explorerが起動し
使用できるデータを一覧で見ることができます。
デフォルトでいくつかデータが入ってますが、どんなデータが入っているかは別の機会に紹介しようと思います。
今回はローカルにあるファイルをインポートしてみます。

sas_viya_trial10.png

インポートタブを選択すると、ローカル端末のファイルをインポートすることが可能です。
sas_viya_trial11.png

ファイルを選択すると、インポートするときのオプションを選択することができます。
画面右上のアイテムのインポートまたはすべてインポートをクリックするとデータをインポートすることが可能です。
sas_viya_trial12.png

画面左上の使用可能タブをクリックすると、データ一覧を確認することができるので、
ここでファイルがインポートされ、SASの環境で使用できるようになったことがわかります。
sas_viya_trial13.png

早速、SAS Visual Analyticsを用いてインポートしたデータを見てみました。
ヒートマップでデータを見てみると、スマホ・テレビ・パソコンの購買数量に相関がありますが、お酒・日用品の購買数量は他のカテゴリと相関がないということがわかりました。
sas_viya_trial14.png

他にも機能がありますので、自分のデータを使って様々なSAS製品を試してみましょう!


・トライアル環境の便利機能

作成した環境は画面中央下のインフォメーションメニューから”Invite User”をクリックすることで、他のユーザに共有することができます。(4名まで)
sas_viya_trial15.png

メールアドレスを入力し、Inviteをクリックして招待します。
sas_viya_trial16.png

招待された側は以下のメールが届きます。
件名:You have been invited to a SAS Visual Data Science Decisioning Trial
送信元:SAS Visual Data Science Decisioning Trial <SASCustomerContactCenter@sas.com>
sas_viya_trial17.png

メール中央にある”Log in to your trial”をクリックすると、
招待された環境にログインすることが可能です。

また、トライアル環境の利用期間は14日間になりますが、延長の申請をすることも可能です。
インフォメーションメニューから、”Request Extension”をクリックします。
sas_viya_trial18.png

Extend My Trialをクリック。
sas_viya_trial19.png

すると、トライアル環境の使用期限が2週間延長されます。
sas_viya_trial20.png

インフォメーションメニューの記載も延長されています。
sas_viya_trial21.png

以上でSASトライアル環境を使う際の手順の紹介を終わります。



・まとめ
SASViyaの環境は無償のトライアル環境で簡単に試せる!
デフォルトでデータは入っているが、ローカルからインポートすることも可能!
作成した環境の共有や、期限の延長も簡単にできる!

思った以上に簡単にSAS Viyaが試せるので、皆さんもぜひ試してみてください!

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