投稿者:上木


初めましてみなさん
NI+C バリューオペレーション本部 EDIサービス部第1グループの上木と申します。

NI+C EDIシリーズ とともに
私は四輪・二輪関連を初めとする内燃機関を中心にメーカーと部品サプライヤーとの
受発注に関するEDI部門のSE職を20年以上、現在ではそれらに関する営業活動を行って
おり、30年近くに渡ってこの業界に携わっております。
これから当Blogを通して、EDIに関する"医療現場でのセカンドオピニオン"的なご提案
ご支援ができるような情報提供(弊社サービス紹介)差し上げたいと思っておりますので、
いろいろと忌憚のないコメントをいただければ幸いです。

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上記の絵は自動車製造における部品の"発注"から最終的なお金の"請求"までの流れです。
どこか皆さんが想像する一般的受発注の流れとは違う部分を感じますか?

そうです。注文みたいな情報が二回サプライヤーに流れています。特に

「内示注文情報」(以下は内示受注情報)
「確定注文情報」

という形で流れています。

それはなぜでしょうか?

メーカーが部品サプライヤーへ事前に「内示情報」を提示し、自社の生産開始直前に「確
定注文情報」を伝達し、自社の生産に同期して部品の納入を要請します。
生産内示によりメーカーは「確定注文情報」から数えて短い納期で多種の部品を安定かつ
大量に確保でき、一方、部品サプライヤーは内示情報を参考に原材料部品の購買と生産準
備に着手することができるために膨大な製品在庫を保有することなく安定的な供給を実現
しています。

ただし、内示情報はあくまでメーカーが提示する「確定注文情報を予想可能な先行需要情
報」でありますが、この為に内示生産システムには不確実性が内在しており、その不確実
性を補正するために"内示発注情報"の変更が生じたり、「確定発注情報」の変更が発生し、
より工程管理を複雑にしています。

さらには工程管理が複雑な上に日本には多くの自動車メーカーが存在することから

・各メーカー社毎に受注情報データレコードが独自
・内示受注情報もメーカー毎に異なる
・その上、内示受注の受注内容に変更があった場合にメーカー毎、業務(システム)毎に
 変更方法・箇所(=仕様)が異なる

といったように多端末化現象※の温床となってしまっているのが実情です。

※多端末化現象とは業務内容は似通っているが個別のレコード仕様の為に専用の端末並び
にプリンターを用意し、業務を実施する上で(同じ社内業務でありながら)複数の端末を用意
せざるを得ないことを指します

そうしたことから部品サプライヤーの声として

・(内示・確定)発注データが統一したレコードフォーマットにしてほしい
・(内示・確定)発注データの変更も統一した変更仕様にしてほしい

 その上で最後にその結果を
・統一した(業界標準の)帳票に展開できるになってほしい
・その上で発注情報を自社フォーマットに変換してほしい

との要望があちこちから出てきています。


さて、これまでの情報を大まかに分けてみますと発注に関しては

①不確定情報を含んだ生産計画
②不確定(統一化していない)情報の変更(仕様)がある
③不確定情報はメーカー毎に仕様が違う
④(ただし)自社フォーマットは統一したい

と4つの課題・要望を整理して自社システムと連携する必要が出てきます。

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自動車関連でも"ケイレツ"と呼ばれる部品サプライヤーはその"ケイレツ"の運用は理解されている
ものの、その他の"ケイレツ"までは理解が及んでいないのが現状であり、近年、電機電子業界などの
"電気自動車"への需要による自動車業界への参入など、新規参入者にとってその理解はさらに困難を極めます。


次回はそれら課題を解決に導くNI+Cの新EDIサービス
NI+C NEOサービスについてお話ししたいと思います。

次回も是非お楽しみにしてください。